毛馬排水機場の見学会、国交省・河川レンジャー崎谷さんのツアーサポートです。
巨大なポンプ6台設置がされている毛馬排水機場は、30分で甲子園球場を満杯にできる排水能力を備へていて、大雨など大川の水量・水位が上昇したり、高潮などで安治川や木津川など下流の水門が閉鎖された場合、大川とは高度差のある新淀川へポンプにより排水を行なうための設備です。
併設されている毛馬閘門と合わせて毛馬水門という呼び名が有りますが、地元には毛馬閘門としての方が名は通っています。
1907年8月、内務省土木監督署の技師沖野忠雄の指導による淀川治水計画の一環として設計施行された旧第一閘門は、現在は使われておらず、貴重な産業遺産として一部が淀川河川公園の一施設として整備保存されていて、2008年6月に旧毛馬洗堰とともに国の重要文化財に指定されています。
以上の見学会ですが、今回で崎谷レンジャーとしての今年度活動計画は終了なのだそうで、崎谷さんお疲れさんでした。
集合場所、蕪村公園。後方に毛馬水門が見えます。
毛馬橋から毛馬水門の遠景。
淀川大堰。
赤いゲートが毛馬閘門、右側は排水口の水門。
産業遺産、旧第一閘門。
旧第1閘門、両岸がレンガ造り、水路前後に鉄製観音開きの制水扉が設置され、両岸からハンドルを回して開け閉めしたそうです。
同じ建物ですが呼び名が違います。
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