🌸さくらジャパニーズラングェッジスクールインク(さくら日本語学校)🌸

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受益と負担                 8月23日

2013-08-23 | さくら日本語学校
参議院選挙は自民党の圧勝に終わった。最近の新聞活字は「アベノミクス」という文字が勝手に一人歩きをしているように思う。

日本経済の再生、持続可能な社会保障の実現とかを言っているが実に難しい問題を抱えていると思う。日本経済の再生といっても人口の減り続ける国内では限界がありどうにもならないことは間違いないと思うのだが、正に世界という社会の中の一員であるという日本としての観点がなければ大きな発展は望めないのである。そういう意味からも「外交」というのは大変重要である。
でもこれも難しい問題を抱えているときている。阿部首相は外交にはより積極的に取り組まれているし大いに結構な事だと思う。
エネルギー資源の開発や、発掘権の開発に取り組まれているし、途上局へのインフラ整備の参画、援助と官民挙げての進出は目覚ましいものがあります。只、国内に目を向けたら、大企業のみが良くなっており、全体的にはどうなんだろう。円安の長所、短所
も出てきているようである。国の経済、財政はどうなっていくのだろう。国民の「受益と負担」は切り離すことの出来ないことは当然である。このことをもっと広くはっきりと国民に知らせるべきである。そして、そこに制度によって利害に反する事もあるという事実も現実にある。
いずれにしても受益しようとすることは一方で誰かがその分負担しなければならないということであり、だれも負担しなくて国が面倒見てくれるということはないのである。そう考えると財政再建などと言っているが国は本当に借金を返せるの?と本当のことを聞きたい。手厚く過保護に育った子供達は当然の事ながら貧しいというう思いを知らない。「甘えれば誰かが与えてくれると思っているのかもしれない」自分の子供でさえそう思うのだから。確か、今の世の中、自殺者が若干減ったとは言え多い。孤独死も実に多いと聞く。昔はこんなことはなかった。何故こうなったのだろう。

親から受けた愛とか、他人様から受けた恩とかをもう一度振り返ってみなければと思うお盆休みでした。

                                                   感謝