🌸さくらジャパニーズラングェッジスクールインク(さくら日本語学校)🌸

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「長期展望(Ⅰ)」 9月20日

2017-09-20 | さくら日本語学校
今年から技能実習制度に新しい「介護」が追加されます。

「どのようにして外国人介護士を受け入れるのか」という考え方を日本国政府は”長期的展望”で本当に考えているのだろうか。
というのは、現在の状況では介護職で日本で働くためには、入国前に日本語検定試験”N4”を取得しなければならないし、入国9ヶ月後に”N3”に合格しなければ1年で帰国させられてしまいます。8年後の2025年には厚労省は介護職は38万人が不足すると発表をしています。
私はさくら日本語学校を経営していますので”N3”のレベルがフィリピン人(外国人)にとってどれだけハードで高いレベルを要求されているのかが分かります。

介護は高齢者と直接対面、対人するサービスであることから 日本語のレベルを上げてコミュニケーションがとれる政策というのは反対はしません。
ただ、厚労省が掲げる仕事内容(身体介護、排泄処理、入浴、食事、記録等)を吟味すると”N4”を取得して日本への入国であれば何も問題はないと私は考えます。又、1年目2年目は、”指示の下”という言葉がしっかりと明記されています。そうであれば尚更のこと問題無いと私は思います。

年内には介護の現場で日本人と共に当たり前のように働く時代がもう来ています。
どこまでどのようにして外国人を受け入れて”長期的視野”に戻って「ガイドライン」を作成してもらいたい。

感謝