3月25日に厚生労働省はフィリピン人看護師試験候補者10人が合格したと発表しました。
2010年に1人、2011年に1人、2012年に13人、今年は10人となります。合計で25人となります。
資料によりますと、2010年から昨年までに看護師試験候補者の総人数は237人が来日のようです。
そうして考えて見ると合格率は0%にも満たない。
本当にフィリピン人看護師の”レベル2が低いからなのか疑問です。少なくとも、私は英語圏内である諸外国で
たくさんのフィリピン看護師が働いているのだからレベルが低いとは思わない。
試験問題のハードルが以前、高いからなのか、それとも人間の命を預かる仕事だから、それとも看護師協会が
猛反対しているからなのか、それとも厚生労働省が外国人を入れたくない為なのか。。。。。。。全部、正解でしょう。!!
看護師も介護士も絶対数が不足していることは事実、解決するために一番良い方法は”民間”に任せること。
今のような国同士での仕事で上手く行くわけが無いと思います。理由は「プロとしての責任」が国には無いからです。
現在、フィリピンでも、出国する3ヶ月前に日本語教育を行い、日本に着いても同じく3ヶ月間行われる。合計で6ヶ月間である。
試験が通らなかった理由を再確認すると共に、このプロジェクトに参加した業者等も全部見直しをしてもらいたいものです。
この”責任”こそが合格率をあげる一番の得策と私は思います。
感謝