🌸さくらジャパニーズラングェッジスクールインク(さくら日本語学校)🌸

比人技能実習生、エンジニア、日系人等の日本語教育を一貫したシステムで行っています。

入れ墨  9月29日

2017-09-29 | さくら日本語学校
9月10日、ドゥテルテ大統領が報道陣の前で”入れ墨”を披露しました。
上院の聴聞会で大統領の息子が入れ墨を見せるよう求められたのに対して拒否をした為、大統領は自分や娘を含めて、入れ墨を入れていると明かしました 。

世界的に有名なスポーツ(サッカー、バスケ、野球、等)一流選手たちが入れ墨を入れているので、今時の若い人たちは何の抵抗もなく”ファッション感覚”で入れ墨を入れる方が 増えてゆくことは間違いありません。
まだ入れ墨=ヤクザのイメージのある日本ですが、今後、技能実習生候補者の中でも入れ墨を入れている技能実習生が増えていくことは間違いありません。

頭の痛い話です。

感謝



日本出張です(Ⅲ)9月27日

2017-09-27 | さくら日本語学校
9月21日、名古屋入管で大変良いご指導を頂いた労働統括官が ”外国人技能実習機構”に移られました。
「ごあいさつ」に伺い、色々と情報交換をさせて頂き、気を引き締めてフィリピンへ帰ってきました。

9月28日、大阪の流通業界の大手である「S」社と情報交換をさせて頂き、大変豪華な日本料理をご馳走になりました。
今後の展開が楽しみになりそうです。

近頃、全国を回ってミャンマーの技能実習生のことを時々耳にします。良くも悪くも色々な「噂」が入って来ます。
大阪で手広くミャンマー人技能実習生を実際に受け入れておられるK社を訪ね、情報を交換させて頂きました。その送り出し機関は6ヶ月間日本語の勉強を母国で行われているようです。羨ましいのと、借金(?)になるので大変でないのかとギモンを感じた所です。

感謝

長期的展望Ⅱ 9月25日

2017-09-25 | さくら日本語学校
8年前から経済連携協定 (EPA)に 元ついて看護師、介護福祉士の資格取得を目指す外国人材を日本は受け入れています。
当初は介護で言えば介護福祉士の国家試験に合格する率が一桁であったが今は40%台になっていると聞きます。それとて余りにも不合格者が多いので3年後を1年間延長して4年後に国家試験を受けさせています。それ程働きながら学ぶというのは大変なことでもある訳です。ですから今EPAで日本へ来ている介護福祉士を目指す外国人は4年間働くことができます。この度の介護の技能実習制度は日本へ入国9ヶ月後に日本語検定試験 N 3に合格しなければ1年間で帰国させるという制度です。
あまりにも酷すぎます。フィリピン国内で N4を取得して面接に合格して日本に着くまで多分1年半を要すると考えられます。入国9ヶ月後のN 3は多分フィリピン技能実習生は90%は不合格になるだろうと私は予測しています。 90%が合格する制度であれば私は何も文句は言いません。

仮に貴方の娘さんが、もし外国に入って働くのに1年半用意周到させて1年間で帰国させられるのであれば、そういう国に行かせたいですか。フィリピンにはカナダ、アメリカ、シンガポールやヨーロッパ(ドイツ)等で看護師や介護士の需要が高まっているのはもちろんですが、あと5年もすれば中国などでも高齢者が一気に増えると試算されています。
優秀な介護人材の確保は国際的な競争になっていきます。果たして、今のままのような状況で外国人(フィリピン人)は日本国を選ぶのでしょうか。

長期的な視野に立って、介護人材の労働力の活用をしっかりと考えるべきではないでしょうか。
外国人の人材が喜んで来ていただき、皆が win-win の関係が構築できるように政府が目指すことが私は一番だと思っています。

感謝



日本出張です(Ⅰ) 9月22日

2017-09-22 | さくら日本語学校
9月16日から29日迄、日本出張でした。
近々、発表されるであろう”介護の省令”について自民党の先生へ最後のお願いに伺いました。

又、今後、日本語検定試験(N4)を介護職の場合は入国前に必要となります。介護職以外は、プロデンシャルとしては出国前にN5 を取らせて日本へ着いたらN4、N3へ’受験する様なシステムの構築を進めてゆきたい。

太平の”S建築”に 挨拶に伺いました。
今後、来年より数多くの日本で実習を3年を終えた実習生達が帰国をすることになります 。
帰国後、元の職場へ戻ってくれれば一番良いことなのですが、現実的に日本で稼いだ給与の5分の1になりますので、どうしても再度海外へと考える実習生が多いのも事実です。
例えば日本で技能実習生として働いて残業すれば、12万円位を稼ぎますがフィリピンへ帰国したら5分の1の25000円となります。もしも日本人の若い方が20万円の給与をもらっていたとして、次の給与が5分の1の4万円で働く日本人はいるのでしょうか。あまりにも理想と現実のギャップがありすぎます。

大手の建設会社であれば、海外に拠点や支社がありますので創友現場に、日本語と英語の喋れる帰国した技能実習生は多分大人気になるのではと思っています。

感謝


「長期展望(Ⅰ)」 9月20日

2017-09-20 | さくら日本語学校
今年から技能実習制度に新しい「介護」が追加されます。

「どのようにして外国人介護士を受け入れるのか」という考え方を日本国政府は”長期的展望”で本当に考えているのだろうか。
というのは、現在の状況では介護職で日本で働くためには、入国前に日本語検定試験”N4”を取得しなければならないし、入国9ヶ月後に”N3”に合格しなければ1年で帰国させられてしまいます。8年後の2025年には厚労省は介護職は38万人が不足すると発表をしています。
私はさくら日本語学校を経営していますので”N3”のレベルがフィリピン人(外国人)にとってどれだけハードで高いレベルを要求されているのかが分かります。

介護は高齢者と直接対面、対人するサービスであることから 日本語のレベルを上げてコミュニケーションがとれる政策というのは反対はしません。
ただ、厚労省が掲げる仕事内容(身体介護、排泄処理、入浴、食事、記録等)を吟味すると”N4”を取得して日本への入国であれば何も問題はないと私は考えます。又、1年目2年目は、”指示の下”という言葉がしっかりと明記されています。そうであれば尚更のこと問題無いと私は思います。

年内には介護の現場で日本人と共に当たり前のように働く時代がもう来ています。
どこまでどのようにして外国人を受け入れて”長期的視野”に戻って「ガイドライン」を作成してもらいたい。

感謝