ぱらどっくすⅢ

解雇闘争を勝利し、故郷での人生を再スタートした私の歩み

解雇一周期

2013年03月01日 15時55分26秒 | 「もどす会」活動記録
 昨年2月29日解雇通告を受けて、ちょうど1年が経過しました。
この1年が大きな意味をもったことは、誰もが認めるでしょう。
太田川学園の関係者にとって、自分の係わっている職場が、施設が、どんなところなのかを否応なく視ることになったのは確かです。
 今日は、地位確認等請求事件(配転無効・解雇無効)併合裁判の第4回期日でした。
被告の準備書面(3)が出てきました。職員・保護者の陳述書が多数ありましたが、その一つ一つには、学園の現実が見え隠れしています。
指示されて保身のために書いたもの、自らの立場を守るため進んで書いたもの、子どもさんを人質に取られて書かされたもの。
それぞれに人生を見る思いがしますが、どれも本当の自分と向き合うことを避けている様子が伺えます。
組織に従順であったり、組織を守ることで自らを誇示しているものだったり、組織にねじ伏せられて人権を放棄せざるを得ないものであったり、想像がつきます。
悲しいことですが、これが現実です。
 太田川学園が、今おかれている現実、今までその現実に立ち向かうことなく過ぎてきた歳月を、これからも続けるのか、それとも今までの現実に決別するのか、この選択も、今、太田川学園の関係者にとって、対峙しなければならない現実です。
職員の皆さん、福祉保育労組の皆さん、そして辛い立場の保護者の皆さん、私はいつまでも変わらず待っています。
 その時が来ることを信じて。

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