メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

here and now

2006-11-26 17:20:21 | 音楽&ライブ
■ウチにあるライブ盤:『JANIS JOPLIN IN CONERT』
ついに真打登場v わたしが男女問わず最大リスペクトな女性シンガー。
ジャニスとの出会いは『モンタレー・ポップ・フェスティバル』のビデオかなあ?
小柄な体をふり絞ってシャウトする姿に後頭部を殴られた気がした。
これこそ女性の中にあるブルース、あとにも先にも彼女ほど
真実の魂の叫びを歌うブルース&ソウルシンガーはいないだろう。
その後アルバムを片っ端から聴きまくり、伝記本を読みあさった。
27歳で逝ってしまったけれど、アルバムの中、残された映像を見れば、
'60-'70年代フラワームーブメントの自由な風の中を猛スピードで走りきり
命の炎を燃やし尽くして生きた軌跡は、こうして今も
わたしたちの胸を熱く焦がしつづけてくれる。

Tell Mama

Try (live in toronto 1970)

Maybe

'70の映像のサイケデリックさかげんやカラフルで自由なデザインの
ファッション、好きだなあ!

大好きなアルバム『Farewell Song』の♪Raise Your Hand の中で
"here and now"と繰り返すくだりがある。
「いまとここ」を最大限に味わい 楽しむこと。
人生は、この瞬間、瞬間の連続でできているんだ。

先を見すぎて 心配せず
後を見すぎて 後悔せず
現在”この瞬間”と”この場所”にあり続けるということ。

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冬の空気

2006-11-26 11:52:25 | 日記
10月から11月前半の記憶がない。自分はなにしてた?
そんなこんなであと1週間で12月。空気に冬がまじってる。

なにもしない週末。
時間のあいまを使って古いモノを捨てたり、捨てなかったり。
年末にまとめて大掃除とかゆっても大変なので。

昨日から、自分にまったく奉仕能力や母性みたいなものが欠けてることを考えてる。
「ここぞっ!」てときに一番役に立たないタイプだな。

それでも自分に出来ることをして、自分自身に正直でいられたら
それはそれでしあわせじゃないの。て、思い直してみた。

思い悩むときは、欲張りに期待しすぎているときだ。
だれもわたしが必要じゃなくても、わたしがわたしのために生きているということ。
誰かと一緒の楽しい時間とおなじくらい
ひとりで過ごす時間も楽しいということ。

ひとりでどこまでいけるか。



ネット徘徊で見つけたラジオ(いまごろ/汗
KIJIMA SOUND SYSTEM
■Tama Lakeside FM 79.0内の番組「Ben's NETWORK」で楽しいおしゃべりと曲聴けます。
FMでも聴けますが、itunes内のPodcastでも聴けます。
なんだ~木島さんて人はいないのかw それにしても永田さん?は面白いなあ。
(このブログも笑える写真満載!満載すぎて重すぎる/爆 なんか元気出た

ワンマンあります!じっくり世界に入れるチャンス到来
■12月8日(金)@高円寺JIROKICHI
OPEN 18:30 ~ START 19:30~
music charge ¥2400

KIJIMA SOUND SYSTEM
永田壮一郎(key)  藤枝伸介(sax,flute)  Eylie(Vocal)
南 勇介(double bass) 斉藤仁昭(drums) 清水博志(perc)
永田真穀(drums) 橋本悠(base) 佐藤真一(guitar)

ぶくろでストリートやったんだ~見たかった!(ていつの話を・・・汗
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N.G.Hの到来・1

2006-11-26 01:55:55 | lyrics
new heroを待ち焦がれる
new generationsたちは
かつてのカルトスターが静かに
自分の居心地のいい巣に
還っていくのを眺めている

私はどこまでも抽象的な単純描写を
飽きずに繰り返す
出口も入り口もない
ちょっとした同情やねぎらいの言葉すらない
あるのは創造物よりも長く
怠惰に続く評論家たちのたわ言だけ
その活動は午前4時に流れる
無数の無意味なモノクロドットの
うめきに近い


ビデオからくりかえし流れ出る
半裸の父と赤ん坊が寄り添って横たわる
ちぎれた上半身の生々しい映像

でも私たちは今2人でベッドのなか
満たされたコップのよう
世界中のどこにも
こんなにヒップで中産階級風にヘルシーな
関係はないとささやいている

こんな風に床を這いずりまわっていればいつか
背骨も順応して
蛇のようになめらかに
スライドしてゆくことが
できるかしら?

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N.G.Hの到来・2

2006-11-26 01:54:55 | lyrics
私の脳12cmあたりにいる回虫は
日に日にその悲鳴を拡張させている
ものを考えようとするときそいつは
13等星のかなたから送り込まれる
レーダーに反応して
私に語りかける

new imageを探しだせ
new heroを造りあげろ

ナトリウム、ガゼイン、アミノ酸なんて
原子化された材料で作られた
得体の知れない料理を食べて
朝食に飲むミルクのパッケージには
誘拐された子どもたちの広告が載っている

new generation kidsたちは
どこへ行こうとしているのだろう

エレクトリック・ギターの高い叫びと
七色に交叉するレーザービームは
日々積み重なる小さな精神的抑圧を
一気にパラノイア的心理治療にまで
吹き飛ばす


ショッキングな映像で
一時的にTV画面を飾った殺人犯たちは
今頃何を考えているのだろう

人生を終結させる前にいま一度
幼児やいたいけな少女の
断末魔の叫びを聞きたいと
自らの神に祈っているだろうか

本当にその手で消し去りたいのは
自分自身だと気づいているのに
だからこれ以上彼らに同情するのは
やめにしよう

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N.G.Hの到来・3

2006-11-26 01:53:55 | lyrics
言葉を奪われた君のくちびるのかわりに
くもりガラスに書かれたSOS
地下道一面に広がるLOVE & PEACEのスプレー文字
そのひとコマひとコマを
天上のだれかはちゃんと
記録してくれているだろうか

あたりかまわずひびき渡る
イヤフォン・ノイズからもれるプロパガンダ
君のかわりに道を踏み外してくれた
old heroesを捨てて
次はそれぞれがnew heroとなれ

new ageの心からの叫びは
分析不可能な超音波のつぶやき
風に漂うそのシータ波に
退屈した野犬が加わる

もう誰もnew age kidsに追いつけない
もう誰もnew age kidsには届けない


深い故に傷つける母親の情から逃れて
無関心の裏に隠された父親の無理解から逃れて
その他ABCから逃れて
いろはにほへとからも逃れて
逃げろや逃げろ

君を待つシャングリラまで
ライト・タイミング、ライト・プレイス、ライト・シチュエイション、
ライト・ピープル、ライト・フード、、、

君の歩みによる
君だけの道まで




(過去作)



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