■松本零士「オズマ」(2012年3月~4月OA。全6話)
原作・総設定・デザイン:松本零士 総監督:高橋良輔
WOWOW開局20周年記念作品。
“松本零士が1980年代に執筆し、長らく未公開の状態だったシナリオ『超兵器オズマ(仮題)』が原作。”(ウィキ参照
零士さんがデザインとは言え、女性キャラの睫毛がそれほど長くないことに一抹の寂しさを覚えるのは私だけ?
でも、主人公の男の子や、その他の船員キャラ、女性がリーダーなのは『クイーン・エメラルダス』を思わせるし、零士さんならでは。
武器や装備の名前はチンプンカンプン。毎回どこからああゆう科学的なセリフが思いつくんだろう???
【あらすじ(ウィキ参照)】
荒廃した未来の地球。全地球を覆い尽くす砂の海――。
太陽の異常活動が大気の層を破壊し、地球上の生態系に大きな異変が起こっていた。
人類においては、DNA破壊により、世界各地で出生率が劇的に低下するなどの異常が発生。
時の政府は地球規模の“人類再生計画”を実行し、
優秀な能力を保有するIC(アイディアル・チルドレン)というクローンを造り上げ、
やがて、ICの統治による巨大な組織体を形成していったのだった。。
【各話エピソードメモ(ネタバレ注意)】
●第1話 「砂のクジラ」
サムが砂漠を走っていると、シーシアス軍に追われる女性マヤを発見。
もうすぐ追いつかれるというところにオズマが現れ、サムはマヤを救って、自分の住む町に連れてゆく。
密かにサムに想いを寄せるミメイは、サムがマヤを守ろうと必死になりすぎて無鉄砲な行動になるのが心配になる。
●第2話 「潜航限界」
シーシアス軍は町まで追ってきて、バルダノスの女船長バイナスはマヤを乗せたまま砂に船を沈める。
爆弾を落として位置を確認するシーシアス軍をかわすため、地中深くで全停止させたため、
船内の温度が限界値の50℃まで上がり、マヤは瀕死の状態となり、軍はやむなく撤退。
司令官ギド・ガイラーは、上官ダンガに報告すると、
「彼女は我々とまったく異なる時空に生きている。
我々には時間がない。なんとしても取り戻すのだ」と命令する。
バルダノス船内の女医ルナは、船長バイナスにマヤのカルテに不審な点があることを報告する。
●第3話 「千年の迷い」
マヤの体を調べた結果、シーシアス軍よりバルダノス船員ら(ナトゥーア)のDNAに近いと判明。
船長バイナスはマヤを問い詰めるが、彼女も自身について分からないことだらけだと言葉を濁す。
マヤは迷惑をかけまいとサムの乗り物に乗って1人砂漠を走るが、再び軍に捕われ、オズマを呼ぶ。
●第4話 「地の果てまで」
マヤは再び囚われの身になるが、トップの座を狙うギドは上官命令に従わず、マヤの望み通りにすると約束する。
マヤは「ゾーンへ」と指示するが、彼女を助けようと船長バイナスとギドの対決が勃発
この辺の攻撃&兵器用語はサッパリ分からんが、どうやら船長の作戦のほうが功を奏したようで、2人が会う。
●第5話 「仮面の男」
ギドのマスクが砕け、オズマを捕らえると言って出たまま戻らないディックと分かる(サムの兄で船長の恋人
シーシアスの住民は、優秀な能力を保有するIC(アイディアル・チルドレン)というクローンを造り続けて退化したため、
ナトゥーア人を捕らえて、その精神を封じこめ、肉体を乗っ取っていた。
一方、マヤはオリジナルの自分自身を何世紀もコピーし続けたため、命が短いと自覚している。
「その前にオズマに会って選択しなければ・・・」
そこに巨大なオズマが怒りの様子で現れ、船長はディックが開発したとっておきの武器モノケロスを使うことを決心する。
●最終話 「新生の日」
マヤとオズマは一体化し、ゾーンのあらゆる生命体が地表へとあらわれる。
「本来選ばれた生命体であれば、太陽に祝福されねばならぬはずなのに。
私は選ばれた生命体ではなかったらしい。まぶしい。。太陽がいっぱいだ」(ダンガ
「この星の頂点に立つのはけして人類ではありません。
ゾーンから解き放たれた様々な生命たちは、
この惑星全体に広がり、いつか生態系を作ってゆくのです。
しかし、生命体にどれが素晴らしく、どれがダメだなんて、
神ならぬヒトが決めることは出来ません。
未来を選択するのは、ヒトではなく、ヒトにこの星を貸している自然のほうなのです。
ただ、愛し合って生きること。それがヒトに出来るすべてのこと」(マヤ
砂漠化した地表の地下深くに真水や、森、多様な生命体がいて、
巨大な生物がいるって・・・まるで『風の谷のナウシカ』と同じでは
全6話で短い(もともと短編だったのか?)ため、めいっぱい詰め込んだ感じだけど、
久々、松本零士ワールドに触れて、その他の作品にも浸かりたくなってきた。
ハーロックや、999なども、それぞれが関連し合って、壮大なサーガと化しているから
掘り出し甲斐もあるなあ・・・
オームにソックリ・・・
結局、オズマって生命体 鉄で出来たクジラみたいな姿だったけど、
中は宇宙のように空洞でキラキラしていたし
あと、女医ルナの愛猫の名前がみーちゃんてステキすぎ。
原作・総設定・デザイン:松本零士 総監督:高橋良輔
WOWOW開局20周年記念作品。
“松本零士が1980年代に執筆し、長らく未公開の状態だったシナリオ『超兵器オズマ(仮題)』が原作。”(ウィキ参照
零士さんがデザインとは言え、女性キャラの睫毛がそれほど長くないことに一抹の寂しさを覚えるのは私だけ?
でも、主人公の男の子や、その他の船員キャラ、女性がリーダーなのは『クイーン・エメラルダス』を思わせるし、零士さんならでは。
武器や装備の名前はチンプンカンプン。毎回どこからああゆう科学的なセリフが思いつくんだろう???
【あらすじ(ウィキ参照)】
荒廃した未来の地球。全地球を覆い尽くす砂の海――。
太陽の異常活動が大気の層を破壊し、地球上の生態系に大きな異変が起こっていた。
人類においては、DNA破壊により、世界各地で出生率が劇的に低下するなどの異常が発生。
時の政府は地球規模の“人類再生計画”を実行し、
優秀な能力を保有するIC(アイディアル・チルドレン)というクローンを造り上げ、
やがて、ICの統治による巨大な組織体を形成していったのだった。。
【各話エピソードメモ(ネタバレ注意)】
●第1話 「砂のクジラ」
サムが砂漠を走っていると、シーシアス軍に追われる女性マヤを発見。
もうすぐ追いつかれるというところにオズマが現れ、サムはマヤを救って、自分の住む町に連れてゆく。
密かにサムに想いを寄せるミメイは、サムがマヤを守ろうと必死になりすぎて無鉄砲な行動になるのが心配になる。
●第2話 「潜航限界」
シーシアス軍は町まで追ってきて、バルダノスの女船長バイナスはマヤを乗せたまま砂に船を沈める。
爆弾を落として位置を確認するシーシアス軍をかわすため、地中深くで全停止させたため、
船内の温度が限界値の50℃まで上がり、マヤは瀕死の状態となり、軍はやむなく撤退。
司令官ギド・ガイラーは、上官ダンガに報告すると、
「彼女は我々とまったく異なる時空に生きている。
我々には時間がない。なんとしても取り戻すのだ」と命令する。
バルダノス船内の女医ルナは、船長バイナスにマヤのカルテに不審な点があることを報告する。
●第3話 「千年の迷い」
マヤの体を調べた結果、シーシアス軍よりバルダノス船員ら(ナトゥーア)のDNAに近いと判明。
船長バイナスはマヤを問い詰めるが、彼女も自身について分からないことだらけだと言葉を濁す。
マヤは迷惑をかけまいとサムの乗り物に乗って1人砂漠を走るが、再び軍に捕われ、オズマを呼ぶ。
●第4話 「地の果てまで」
マヤは再び囚われの身になるが、トップの座を狙うギドは上官命令に従わず、マヤの望み通りにすると約束する。
マヤは「ゾーンへ」と指示するが、彼女を助けようと船長バイナスとギドの対決が勃発
この辺の攻撃&兵器用語はサッパリ分からんが、どうやら船長の作戦のほうが功を奏したようで、2人が会う。
●第5話 「仮面の男」
ギドのマスクが砕け、オズマを捕らえると言って出たまま戻らないディックと分かる(サムの兄で船長の恋人
シーシアスの住民は、優秀な能力を保有するIC(アイディアル・チルドレン)というクローンを造り続けて退化したため、
ナトゥーア人を捕らえて、その精神を封じこめ、肉体を乗っ取っていた。
一方、マヤはオリジナルの自分自身を何世紀もコピーし続けたため、命が短いと自覚している。
「その前にオズマに会って選択しなければ・・・」
そこに巨大なオズマが怒りの様子で現れ、船長はディックが開発したとっておきの武器モノケロスを使うことを決心する。
●最終話 「新生の日」
マヤとオズマは一体化し、ゾーンのあらゆる生命体が地表へとあらわれる。
「本来選ばれた生命体であれば、太陽に祝福されねばならぬはずなのに。
私は選ばれた生命体ではなかったらしい。まぶしい。。太陽がいっぱいだ」(ダンガ
「この星の頂点に立つのはけして人類ではありません。
ゾーンから解き放たれた様々な生命たちは、
この惑星全体に広がり、いつか生態系を作ってゆくのです。
しかし、生命体にどれが素晴らしく、どれがダメだなんて、
神ならぬヒトが決めることは出来ません。
未来を選択するのは、ヒトではなく、ヒトにこの星を貸している自然のほうなのです。
ただ、愛し合って生きること。それがヒトに出来るすべてのこと」(マヤ
砂漠化した地表の地下深くに真水や、森、多様な生命体がいて、
巨大な生物がいるって・・・まるで『風の谷のナウシカ』と同じでは
全6話で短い(もともと短編だったのか?)ため、めいっぱい詰め込んだ感じだけど、
久々、松本零士ワールドに触れて、その他の作品にも浸かりたくなってきた。
ハーロックや、999なども、それぞれが関連し合って、壮大なサーガと化しているから
掘り出し甲斐もあるなあ・・・
オームにソックリ・・・
結局、オズマって生命体 鉄で出来たクジラみたいな姿だったけど、
中は宇宙のように空洞でキラキラしていたし
あと、女医ルナの愛猫の名前がみーちゃんてステキすぎ。