メランコリア

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松本零士「オズマ」

2013-05-27 16:24:15 | マンガ&アニメ
松本零士「オズマ」(2012年3月~4月OA。全6話)
原作・総設定・デザイン:松本零士 総監督:高橋良輔

WOWOW開局20周年記念作品。
“松本零士が1980年代に執筆し、長らく未公開の状態だったシナリオ『超兵器オズマ(仮題)』が原作。”(ウィキ参照
零士さんがデザインとは言え、女性キャラの睫毛がそれほど長くないことに一抹の寂しさを覚えるのは私だけ?
でも、主人公の男の子や、その他の船員キャラ、女性がリーダーなのは『クイーン・エメラルダス』を思わせるし、零士さんならでは。
武器や装備の名前はチンプンカンプン。毎回どこからああゆう科学的なセリフが思いつくんだろう???


【あらすじ(ウィキ参照)】
荒廃した未来の地球。全地球を覆い尽くす砂の海――。
太陽の異常活動が大気の層を破壊し、地球上の生態系に大きな異変が起こっていた。
人類においては、DNA破壊により、世界各地で出生率が劇的に低下するなどの異常が発生。
時の政府は地球規模の“人類再生計画”を実行し、
優秀な能力を保有するIC(アイディアル・チルドレン)というクローンを造り上げ、
やがて、ICの統治による巨大な組織体を形成していったのだった。。


【各話エピソードメモ(ネタバレ注意)】

●第1話 「砂のクジラ」
 
サムが砂漠を走っていると、シーシアス軍に追われる女性マヤを発見。
もうすぐ追いつかれるというところにオズマが現れ、サムはマヤを救って、自分の住む町に連れてゆく。
密かにサムに想いを寄せるミメイは、サムがマヤを守ろうと必死になりすぎて無鉄砲な行動になるのが心配になる。

●第2話 「潜航限界」
 
シーシアス軍は町まで追ってきて、バルダノスの女船長バイナスはマヤを乗せたまま砂に船を沈める。
爆弾を落として位置を確認するシーシアス軍をかわすため、地中深くで全停止させたため、
船内の温度が限界値の50℃まで上がり、マヤは瀕死の状態となり、軍はやむなく撤退。
司令官ギド・ガイラーは、上官ダンガに報告すると、
「彼女は我々とまったく異なる時空に生きている。
 我々には時間がない。なんとしても取り戻すのだ」と命令する。
バルダノス船内の女医ルナは、船長バイナスにマヤのカルテに不審な点があることを報告する。

●第3話 「千年の迷い」
マヤの体を調べた結果、シーシアス軍よりバルダノス船員ら(ナトゥーア)のDNAに近いと判明。
船長バイナスはマヤを問い詰めるが、彼女も自身について分からないことだらけだと言葉を濁す。
マヤは迷惑をかけまいとサムの乗り物に乗って1人砂漠を走るが、再び軍に捕われ、オズマを呼ぶ。

●第4話 「地の果てまで」
マヤは再び囚われの身になるが、トップの座を狙うギドは上官命令に従わず、マヤの望み通りにすると約束する。
マヤは「ゾーンへ」と指示するが、彼女を助けようと船長バイナスとギドの対決が勃発
この辺の攻撃&兵器用語はサッパリ分からんが、どうやら船長の作戦のほうが功を奏したようで、2人が会う。

●第5話 「仮面の男」
ギドのマスクが砕け、オズマを捕らえると言って出たまま戻らないディックと分かる(サムの兄で船長の恋人
シーシアスの住民は、優秀な能力を保有するIC(アイディアル・チルドレン)というクローンを造り続けて退化したため、
ナトゥーア人を捕らえて、その精神を封じこめ、肉体を乗っ取っていた。
一方、マヤはオリジナルの自分自身を何世紀もコピーし続けたため、命が短いと自覚している。
「その前にオズマに会って選択しなければ・・・」
そこに巨大なオズマが怒りの様子で現れ、船長はディックが開発したとっておきの武器モノケロスを使うことを決心する。

●最終話 「新生の日」
マヤとオズマは一体化し、ゾーンのあらゆる生命体が地表へとあらわれる。

「本来選ばれた生命体であれば、太陽に祝福されねばならぬはずなのに。
 私は選ばれた生命体ではなかったらしい。まぶしい。。太陽がいっぱいだ」(ダンガ



「この星の頂点に立つのはけして人類ではありません。
 ゾーンから解き放たれた様々な生命たちは、
 この惑星全体に広がり、いつか生態系を作ってゆくのです。

 しかし、生命体にどれが素晴らしく、どれがダメだなんて、
 神ならぬヒトが決めることは出来ません。
 未来を選択するのは、ヒトではなく、ヒトにこの星を貸している自然のほうなのです。
 ただ、愛し合って生きること。それがヒトに出来るすべてのこと」(マヤ


砂漠化した地表の地下深くに真水や、森、多様な生命体がいて、
巨大な生物がいるって・・・まるで『風の谷のナウシカ』と同じでは
全6話で短い(もともと短編だったのか?)ため、めいっぱい詰め込んだ感じだけど、
久々、松本零士ワールドに触れて、その他の作品にも浸かりたくなってきた。
ハーロックや、999なども、それぞれが関連し合って、壮大なサーガと化しているから
掘り出し甲斐もあるなあ・・・


オームにソックリ・・・

結局、オズマって生命体 鉄で出来たクジラみたいな姿だったけど、
中は宇宙のように空洞でキラキラしていたし
あと、女医ルナの愛猫の名前がみーちゃんてステキすぎ。

コメント

80歳

2013-05-27 15:45:11 | 日記
最近の気になるトピックス。

岩合光昭写真展「ねこ歩き」@日本橋三越本店
毎年の恒例イベントになってきたね
このチラシ(サイトと同じ)の写真だけでも、ほんっとに可愛い!
見に行きたいのは山々だけど、以前行った時に、たくさんの根強い岩合さんファンの奥さまたちの混雑にもまれて
ゆっくり見れなかったことを思い出したら、まあ、そのうち写真集でも出るかな・・・と思い留まった


鳳林寺の看板犬ナッツ
以前、ライブ友さんからもらった「座・高円寺」のフリペになぜかわんこ写真が満載で、
お寺さんに看板犬?が2人もいるって載ってた。会ってみたいなあ
鳳林寺:高円寺南2-39-1


映画『犬と猫と人間と2』
2009年に1作目が公開されて、その時は見送ったんだっけな?
今回もとっても重いテーマだし、またユーロスペース(私にとってはいわくつき)だから、
劇場ではムリだが、DVD化されたら観てみたい作品。


映画『俺俺』に部長もちょい出演
「時効警察」「熱海の捜査官」の三木聡監督で、加瀬亮、ふせえりさんも出てるとなると気になります。


恵比寿三越に、北欧雑貨ブランド BLAFRE(ブラフレ)のフラッグシップショップがオープン
アクセス:日比谷線「恵比寿駅」・JR「恵比寿駅」東口より「スカイウォーク」にて約5分
営業時間:午前11時~午後8時
長野の友だちからの情報。いつもありがとう~♪
なるほど、可愛い雑貨がたくさんありそう
買わなくても、雑貨は見てるだけで好奇心が刺激されて元気が出るv


「グーグル・グラス」米で騒動過熱 夢のIT機器か、危険招く眼鏡か
先日書いた「3Dプリンター」も驚いたけど、この眼鏡の話題もZIP!で見た時は複雑な思いがした。
科学の進歩は止められないし、使うほうのモラルにかかっている。
問題なのは、まだまだ野蛮な現代で、こうした便利グッズが手軽に販売されると弊害も多くなるってことだ。
ヒトが想像しうるものは、基本なんでも現実化可能なんだと思う。
月旅行計画も実現の射程距離内にあるし、そのうちタイムマシンも出来るかも。
夢はどんどん広がれ。でも、盗撮とかは止めてね・・・


三浦雄一郎さん、エベレスト登頂成功 史上最高齢80歳
おめでとうございます! ほんと素晴らしいなあ、ニンゲンの可能性って


ヨーコさんも80
なにげなくツイッタでヨーコさんが80歳と知って、いやいやいやいや、と疑って調べたらほんとだった/驚×5000
そっか、ジョンも生きていたら73歳かあ・・・
きっといい歳のとりかたをして、夫婦で面白いことしていただろうな。
「歳だから、もうなにも出来ない」と、かれこれ何十年も前からゆってる両親に、
エベレスト登頂はさすがにムリでも、もっと毎日を楽しんで欲しいんだ。

27歳くらいでもう「私おばちゃんだから」ってゆってた派遣のコもいたし、
この「歳だから・・・」説はどうして生まれるんだろう、といつもフシギに思う。
10代ならいいのか?なにがいいのか? 30歳じゃもうダメなのか?なにがダメなんだ?
たしかに体は生まれた瞬間から日々死に向かっていて、ピークを超えたら衰えるのは仕方ないにしても
気持ち的に「終わった」と思う心理って何なんだろう。


「lyrics」もアップしました。

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