■家事ハラ@週刊 ニュース深読み
ちょうど先日、友だちから「家事ハラ」って言葉を聞いて、
以前、家事&育児にはほど遠い父が洗ってくれたお皿に、汚れが残っていたり、洗剤泡が残っていて
「二度手間になる」と言ってから、すっかり止めてしまったという母の話を思い出した
「ウチは何もしてくれない!」て外では愚痴るけど、こないだ会った時は
「旦那さんに家事をさせるのはなんだか惨めっぽい。家事は女がするものだから」と言ってて矛盾に気づいてない/驚
それじゃ、万一、母が動けなくなったり、先に亡くなったら、父は家のことを何も出来ない。
そのほうが余計に可哀相じゃないのかな?
この番組を見て、どうやら「家事ハラ」の意味を、女性の嫌がらせみたいに誤解させたのはCMのせいで、
本当の意味は、社会のシステム、因習的な考え方が根底にある、もっと多岐にわたる深い課題だってことが分かった。
【内容抜粋メモ】
誤解を生んだCM
家事ハラに対する夫側の意見。夫はこれまで妻の家事・育児に感謝してきただろうか?
家事ハラに対する妻側の意見。家の中は女性の唯一のテリトリーでもあるもんね。
●「実体験」も含めた、ある家庭の家事ハラ例
1.台所の洗い物を手伝ったら、スポンジが3つに分けられていることに気づかず怒られた(シンク用、お皿用、油もの用だっけ?w
2.洗濯物干しを手伝ったら、シワが残るからちゃんと叩いて干してくれと怒られた(私は母から干す向きを全部直されたな
3.すっかりやる気を失い(早っ)、休日くらい休みたいと思っていると「あなたもやって!」と怒られた。
●増えた共働き「協働」の実態
そもそも家事は夫が「手伝う」ものではなく「夫婦一緒にするもの」という価値観の転換がまず必須。
日本は、夫の家事参加時間が極端に少ない。
逆に、多い国では、第2子以降の出産率が上がることが分かった→少子化対策
「家事ハラ」のほんとうの意味
「家事は女性が無償でするもの」という社会の認識が家事ハラを生んでいる。これは「社会問題」である。
それだけでなく、一見、無関係に思える問題も、根底は同じ。
家に早く帰りたくても、帰れない夫の「長時間労働」「育児休暇」をとりにくい会社の雰囲気。
女性が育休後に社会復帰したくても「待機児童」の問題も「家事ハラ」絡み。
その他、「女性主体の介護問題」「熟年離婚」などなど。
既婚の女性正規社員の意見
男性の「長時間労働」&女性の賃金格差
日本は、パート・バイトの賃金等の条件がとても低いため、男性が生活費を担う主体にならざるを得ない。
30代は、学校で家庭科授業に男子も参加し、女性総合職が始まった世代。
実際は、男性正社員の「長時間労働」は減らず、女性の非正規社員が増えた。「二極化」
「労働時間規制」を8時間としても、依然、会社のシステムは変わっていないのが現状。
専門家「ムダを省けば、働き方は変わり、労働時間は短くて済みます」
20~30代女性が、「専業主婦」になりたいワケ
20~30代女性が「男性は外で仕事、女性は家を守るべき」という考え方で、3年前よりも増えている/驚
その裏には「専業主婦=立派」という因習的イメージ、日本独特な「潔癖主義社会」が背景にあり、
女性が自分の実現したい夢を持てない時代じゃあ、専業主婦になって、夫に頼ったほうがラクじゃん?という考えに流れてしまう。
ところが、サラリーマンの年収は年々下がり続けているため、共働きは必須
女性の労働力は必要とされているが、条件を同等にする必要がある。
ライフスタイルの変化
「大黒柱ヘッドギア」を外して、労働も家事もシェアする形が理想。
「グローバル化」により、男性中心だった「製造業」が減り、女性の力を必要とする「サービス業」のニーズが上がっている。
「システム⇔考え方」
考え方がシステムを生み、そのシステムが考え方を生む、悪循環の繰り返し
もっと多様な働き方+生き方の提示が必要とされる。
家庭内のコミュニケーションが大切
妻の諦めの背景には、社会からの疎外感から夫への無意識の「復讐」がある。
妻が亡くなったら、夫は何もできないだろうという読み(母はまさにコレだな
専門家いわく
「男性は、家事に関してまだまだロースキル。妻は家に新人のバイトが来たと思えばいい。
新人のバイトなら、頭ごなし叱らず、1つ1つ教えることも必要だという視点になれる。
それか、料理・育児も、妻のやり方とは別に、男性が主体的にやってみれば意外と楽しい
工夫したり、新しいアイデアを試してみたり、洗い物が苦手なら食洗機を買ってみたりw」
怒りを溜めずに、小出しにして、対話が重要
**************************
これまで、世界中で数千年に渡って行われてきた(現在も脈々と続いている)「男女差別」が、
もし逆だったら、持ち前の打たれ弱さで、今ごろ男性人口は半減以下になってたかもなぁ。。。
だから神さまは、男性にちょっとだけ大きめの体と腕力を付け加えたんだ。
それをまた「紳士道」みたいな勘違いをしちゃって「女性は守るべきもの」って謝った解釈まで加わっちゃって、余計複雑怪奇に・・・
冒頭に紹介された、誤った解釈を生んだCMを制作したのも男性だったりして?
親の世代を変えるのは、もうムリだから、これからの子どもたちの意識を変えてあげよう。
ちょうど先日、友だちから「家事ハラ」って言葉を聞いて、
以前、家事&育児にはほど遠い父が洗ってくれたお皿に、汚れが残っていたり、洗剤泡が残っていて
「二度手間になる」と言ってから、すっかり止めてしまったという母の話を思い出した
「ウチは何もしてくれない!」て外では愚痴るけど、こないだ会った時は
「旦那さんに家事をさせるのはなんだか惨めっぽい。家事は女がするものだから」と言ってて矛盾に気づいてない/驚
それじゃ、万一、母が動けなくなったり、先に亡くなったら、父は家のことを何も出来ない。
そのほうが余計に可哀相じゃないのかな?
この番組を見て、どうやら「家事ハラ」の意味を、女性の嫌がらせみたいに誤解させたのはCMのせいで、
本当の意味は、社会のシステム、因習的な考え方が根底にある、もっと多岐にわたる深い課題だってことが分かった。
【内容抜粋メモ】
誤解を生んだCM
家事ハラに対する夫側の意見。夫はこれまで妻の家事・育児に感謝してきただろうか?
家事ハラに対する妻側の意見。家の中は女性の唯一のテリトリーでもあるもんね。
●「実体験」も含めた、ある家庭の家事ハラ例
1.台所の洗い物を手伝ったら、スポンジが3つに分けられていることに気づかず怒られた(シンク用、お皿用、油もの用だっけ?w
2.洗濯物干しを手伝ったら、シワが残るからちゃんと叩いて干してくれと怒られた(私は母から干す向きを全部直されたな
3.すっかりやる気を失い(早っ)、休日くらい休みたいと思っていると「あなたもやって!」と怒られた。
●増えた共働き「協働」の実態
そもそも家事は夫が「手伝う」ものではなく「夫婦一緒にするもの」という価値観の転換がまず必須。
日本は、夫の家事参加時間が極端に少ない。
逆に、多い国では、第2子以降の出産率が上がることが分かった→少子化対策
「家事ハラ」のほんとうの意味
「家事は女性が無償でするもの」という社会の認識が家事ハラを生んでいる。これは「社会問題」である。
それだけでなく、一見、無関係に思える問題も、根底は同じ。
家に早く帰りたくても、帰れない夫の「長時間労働」「育児休暇」をとりにくい会社の雰囲気。
女性が育休後に社会復帰したくても「待機児童」の問題も「家事ハラ」絡み。
その他、「女性主体の介護問題」「熟年離婚」などなど。
既婚の女性正規社員の意見
男性の「長時間労働」&女性の賃金格差
日本は、パート・バイトの賃金等の条件がとても低いため、男性が生活費を担う主体にならざるを得ない。
30代は、学校で家庭科授業に男子も参加し、女性総合職が始まった世代。
実際は、男性正社員の「長時間労働」は減らず、女性の非正規社員が増えた。「二極化」
「労働時間規制」を8時間としても、依然、会社のシステムは変わっていないのが現状。
専門家「ムダを省けば、働き方は変わり、労働時間は短くて済みます」
20~30代女性が、「専業主婦」になりたいワケ
20~30代女性が「男性は外で仕事、女性は家を守るべき」という考え方で、3年前よりも増えている/驚
その裏には「専業主婦=立派」という因習的イメージ、日本独特な「潔癖主義社会」が背景にあり、
女性が自分の実現したい夢を持てない時代じゃあ、専業主婦になって、夫に頼ったほうがラクじゃん?という考えに流れてしまう。
ところが、サラリーマンの年収は年々下がり続けているため、共働きは必須
女性の労働力は必要とされているが、条件を同等にする必要がある。
ライフスタイルの変化
「大黒柱ヘッドギア」を外して、労働も家事もシェアする形が理想。
「グローバル化」により、男性中心だった「製造業」が減り、女性の力を必要とする「サービス業」のニーズが上がっている。
「システム⇔考え方」
考え方がシステムを生み、そのシステムが考え方を生む、悪循環の繰り返し
もっと多様な働き方+生き方の提示が必要とされる。
家庭内のコミュニケーションが大切
妻の諦めの背景には、社会からの疎外感から夫への無意識の「復讐」がある。
妻が亡くなったら、夫は何もできないだろうという読み(母はまさにコレだな
専門家いわく
「男性は、家事に関してまだまだロースキル。妻は家に新人のバイトが来たと思えばいい。
新人のバイトなら、頭ごなし叱らず、1つ1つ教えることも必要だという視点になれる。
それか、料理・育児も、妻のやり方とは別に、男性が主体的にやってみれば意外と楽しい
工夫したり、新しいアイデアを試してみたり、洗い物が苦手なら食洗機を買ってみたりw」
怒りを溜めずに、小出しにして、対話が重要
**************************
これまで、世界中で数千年に渡って行われてきた(現在も脈々と続いている)「男女差別」が、
もし逆だったら、持ち前の打たれ弱さで、今ごろ男性人口は半減以下になってたかもなぁ。。。
だから神さまは、男性にちょっとだけ大きめの体と腕力を付け加えたんだ。
それをまた「紳士道」みたいな勘違いをしちゃって「女性は守るべきもの」って謝った解釈まで加わっちゃって、余計複雑怪奇に・・・
冒頭に紹介された、誤った解釈を生んだCMを制作したのも男性だったりして?
親の世代を変えるのは、もうムリだから、これからの子どもたちの意識を変えてあげよう。