メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

映画『別離』(1939)

2024-09-25 17:53:19 | 映画
監督:グレゴリー・ラトフ

出演
アニタ・ホフマン:イングリッド・バーグマン ピアノ教師
ホルガー・ブラント:レスリー・ハワード 名ヴァイオリニスト
マーギット:エドナ・ベスト ホルガーの妻
アンヌ・マリー:アン・E・トッド 娘
エリック 息子
トーマス:ジョン・ハリディ 伴奏者
チャールス:セシル・ケラウェイ マネージャー




ウィキ参照
“1936年のスウェーデン映画『間奏曲』のハリウッド版リメイクであり、
イングリッド・バーグマンのアメリカ映画初出演作品である。
主演のレスリー・ハワードは本作の共同プロデューサーとなることを条件に『風と共に去りぬ』への出演に同意した。”

イングリット・バーグマンの初々しい美しさがまぶしい
レスリー・ハワードは『風と共に去りぬ』でスカーレットが恋焦がれる役を見事に演じた俳優で印象深い



【内容抜粋メモ】
名ヴァイオリニストのホルガー・ブラントは伴奏者のトマス・ステンボルグとストックホルムに帰る
娘のアン・マリーは毎晩聴いていた父演奏のレコードをかけて
それに合わせて演奏しているところにピアノの先生アニタ・ホフマン先生が来る

妻マーギットも昔は演奏家だった
一緒にツアーに出ようと誘うが子どもがいると断る
マーギット:家庭を守るのが私の仕事

マリー:誕生日パーティーにホフマン先生を呼んで!








誕生日パーティー
サプライズにマリーと共演するホルガー
マリーはホフマン先生にも演奏してと頼む

ホルガーはアニタの情熱的な演奏に驚き
ヴァイオリンを合わせる
(ピアノの演技で手元も写しているけど、ほんとに弾いてるみたいに見える











コンサート終わりにもアニタと偶然会って
ホルガーは飲みに誘う

ホルガー:一緒に演奏したいな トマスの代わりに
アニタ:勉強して奨学生になりたいんです

ホルガー:春になるとなんでもできそうな気がする




我を忘れてピアノを弾いてるアニタ
トマス:入れ込みすぎてる 騒音公害だよ

アニタ:旅に出ます 親戚から呼ばれている
トマス:勉強は続けるね

アニタ:
奨学生になったらパリに行きたい 本当にお世話になりました
彼の奥さんに言うべきでしょうか

トマス:勇気を出したまえ



アニタはマーギットに会いに来る
アニタ:デンマークの親戚の所に行くのでレッスンが続けられない
なにかを感じとってるマーギットだが快く送りだす

レストランでホルガーと会う

アニタ:いつも見られるのを怖れているのはイヤ 恥ずかしい まるで罪人みたい
ホルガー:愛に分別などないよ

アニタ:別れましょう
ホルガー:さよならを言ったらすべてが終わる

ウィンドーショッピングしてた店をのぞく
アニタ:私は行くわ 何も言わないで 振り向かないで



ホルガーはいつも通り帰宅
マリー:ホフマン先生が辞めてしまったの
マーギット:新しい先生を頼みましょうね

ツアーの予定も伴奏者もまだ決まってない

マーギット:
寂しくなるわ 今回は一緒に行っていい?
昔みたいに楽しみたいの

ホルガー:話がある



アニタが汽車に乗るのを止めるホルガー

ホルガー:
君がいないとダメだ
君といれないなら一人で生きる
妻もすべて知ってる

汽車は出発



ホルガーとアニタのツアーは大成功

ラジオで演奏を聴くマリー
マーギットはラジオを切る

楽屋でもラブラブな2人
ホルガー:ツアーは終わった 休みがとれるよ








これはヴェニスか?

少女マリアンヌに娘マリーの面影を重ねるホルガー
アニタにトマスから手紙がきて、奨学生に選ばれた

アニタ:もう奨学生になるつもりはないの
手紙を目の前で燃やしてしまう

ヨットに乗り
アニタ:素晴らしい日だった 終わらせたくない
ホルガー:マリーに見せたかったな







トマスがホルガーに会いに来る
トマス:離婚届けをもってきた 早いほうがいい
ホルガー:後でサインする

マリアンヌに呼ばれて楽器を教えてもらう
アニタ:マリーが恋しいのよ

奨学生になるつもりはないとトマスに伝える

トマス:
君には才能がある
他人を不幸にして幸せになれるかい?
きっと正しい選択をすると信じてるよ



アニタはホルガーに秘密で出発することに決める
アニタ:彼は人生の間奏曲だったんです

風邪気味だからピクニックに行かないと伝える
アニタ:マリアンヌが待ってる 楽しんできて








ホルガーに別れの置手紙をして汽車に乗るアニタ
「家庭に戻ってください」

ホルガー:
彼女の人生をダメにした
今さら帰る家はない

トマスは何度も家に帰るようホルガーに手紙を出す
ホルガーはマリーにカメラを買って学校に寄る

父を見つけて道路に飛び出してクルマに轢かれる
家に運び、医者を呼ぶ

マリー:パパが戻ってきたわ・・・

事情が分かっているエリックは父の顔をまともに見ない
エリック:なぜ帰ってきたんだ もう必要じゃないのに

ホルガー:
子どもは親に神を期待するが、みんな人間なんだ 間違いを犯す
大人になれば許すことも覚えるだろう
私にはお前が必要だ

医者:娘さんは静養すれば治ります

ホルガーは黙って家を出ようとしてマーギットが止める

マーギット:おかえりなさい


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