■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、三田佳子、江守徹、優香、鈴木杏、田中麗奈、原田泰造、檀ふみ ほか
●第47回「姉妹の約束」あらすじ(ネタバレあり
美和は空き家を借りて、学びの場を準備しはじめ、せいらも手伝う。
楫取は、囚人たちの職業訓練の様子を見守り、組合のほうも順調に進められる。
美和は、「姉の見舞いに行きたい」と楫取に頼むと「久米次郎(司法省に勤務)の様子も見てきてほしい」と言われる。
東京に着くなり、久米次郎から「母を苦しめるつもりですか?」と責められる。
寿「旦那様のことをお願いしたはずです」
寿は久米次郎が美和に書いた手紙のことを知る。
久米次郎「父の側におられるべきは母上です」
寿「美和と2人だけで話したい」
寿「この身が情けなかった。羨む気持ちがないといえば嘘になる。
旦那様は優しいけれども、私には仕事の辛い気持ちは打ち明けてくれない。
妻に話せないことも美和なら話せる。妬けるくらい感謝しているのです」
美和「旦那様が姉上を一番想っているのは、側にいる私がよう分かっています」
寿「美和は兄の志を引き継いで学びの場を作ろうとしている。
寅次郎も、子どもを教育するためには、まずその母親を学ばせることが大事と言っていた」
(今の貧しい国の状況がまさにここだ
美和「2人で一緒に学ぶ場をつくりましょう!」
*
世界不況により、生糸が暴落したというしらせが入る。
楫取「生糸は日本最大の輸出品。このままでは、日本経済が危ない」
アメリカにいる新井は、有力商人リチャードソンにかけあい「本物を見せてくれ」と言われ、
見本を見せると、品質の高さを評価して大量の買い付けを契約する。
(動物のデカい角を、自分の机の上に堂々と置くって、いかにも征服者の象徴のようだな
阿久沢も「これは金のニオイがする」といって、横浜に送る準備を手伝う。
ヨーロッパの値が下がったことで、日本の生糸の値が高騰。
阿久沢は、リチャードソンとの契約を破って「今のうちに売れるだけ売りまくれ!」というが、それに待ったをかける楫取。
楫取「契約を守らなければ信用を失います。
我々は10年、20年、いや100年先のことを考えなければならない」
皆は楫取に賛同する。
*
美和は久しぶりに安子のもとを訪ねる。
元昭は、「日本にテニスを広めたい」と夢を語る。
安子は、美和に触発されて、孤児たちの世話など慈善事業をしていると話す。
*
大量注文に出荷が間に合わず、納期を遅らせることも出来ずに困る楫取らは、揚返場を増やす。
寿「美和、すぐに戻ってあげてつかあさい。どげなことがあっても旦那様をしっかり支えてあげて下さい。
そして、女たちの学びの場を作ると約束して」
久米次郎「母の願いなら、もう何も言いません」
美和「私は戻ります」
*
別の工場から生糸を集めてもまだ足りない。
せいは女たちを大勢連れてきて、中原らも手伝う。
傍から見ている阿久沢に
せい「これこそ一番の大博打じゃないですか? 群馬を発展させる」とノセたため、
知人の生糸を大量に持ってくる阿久沢(単なる強欲な博打好き?
生糸は横浜から船に乗せられ、NYに発つ。
美和「今のうちに東京へ行って下さい。姉が心配なんです。あとのことは私たちがやりますから」
*
長男夫婦も来て、楫取は寿を見舞う。
楫取「久米次郎には楫取家を継がせるつもりじゃ」
寿「よかった。これで、もう思い残すことはありません。
旦那様と夫婦となり、2人の息子に恵まれ、私は本当に幸せでした」
寿は座ったまま眠るようにこの世を去る。
ようやく出来た学び家で、姉を待つ美和に「美和、思う通りおやりなさい」という姉の声が聞こえ、電報で姉の死を知る。
お悔やみに来たせい。
美和「ここができるのを楽しみにしていたんです。なのに・・・」
せい「きっと見守って下さいますよ。美和さんや、ここで学ぶ女たちをね」
*
久米次郎が父に「母が亡くなったら渡して欲しいと言われていた手紙です」と言われて読むと、
「私が死んだ後は、美和を妻に迎えて下さい」と書かれてあった。
*
楫取は、楽水園で寿、美和と暮らした。
寿は43歳の若さでこの世を去った
寿は寺を造って人身の安定にひと役買った。
お墓が港区にあるのね/驚
楫取は妻を失った悲しみを手紙に素直に綴っている。
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、三田佳子、江守徹、優香、鈴木杏、田中麗奈、原田泰造、檀ふみ ほか
●第47回「姉妹の約束」あらすじ(ネタバレあり
美和は空き家を借りて、学びの場を準備しはじめ、せいらも手伝う。
楫取は、囚人たちの職業訓練の様子を見守り、組合のほうも順調に進められる。
美和は、「姉の見舞いに行きたい」と楫取に頼むと「久米次郎(司法省に勤務)の様子も見てきてほしい」と言われる。
東京に着くなり、久米次郎から「母を苦しめるつもりですか?」と責められる。
寿「旦那様のことをお願いしたはずです」
寿は久米次郎が美和に書いた手紙のことを知る。
久米次郎「父の側におられるべきは母上です」
寿「美和と2人だけで話したい」
寿「この身が情けなかった。羨む気持ちがないといえば嘘になる。
旦那様は優しいけれども、私には仕事の辛い気持ちは打ち明けてくれない。
妻に話せないことも美和なら話せる。妬けるくらい感謝しているのです」
美和「旦那様が姉上を一番想っているのは、側にいる私がよう分かっています」
寿「美和は兄の志を引き継いで学びの場を作ろうとしている。
寅次郎も、子どもを教育するためには、まずその母親を学ばせることが大事と言っていた」
(今の貧しい国の状況がまさにここだ
美和「2人で一緒に学ぶ場をつくりましょう!」
*
世界不況により、生糸が暴落したというしらせが入る。
楫取「生糸は日本最大の輸出品。このままでは、日本経済が危ない」
アメリカにいる新井は、有力商人リチャードソンにかけあい「本物を見せてくれ」と言われ、
見本を見せると、品質の高さを評価して大量の買い付けを契約する。
(動物のデカい角を、自分の机の上に堂々と置くって、いかにも征服者の象徴のようだな
阿久沢も「これは金のニオイがする」といって、横浜に送る準備を手伝う。
ヨーロッパの値が下がったことで、日本の生糸の値が高騰。
阿久沢は、リチャードソンとの契約を破って「今のうちに売れるだけ売りまくれ!」というが、それに待ったをかける楫取。
楫取「契約を守らなければ信用を失います。
我々は10年、20年、いや100年先のことを考えなければならない」
皆は楫取に賛同する。
*
美和は久しぶりに安子のもとを訪ねる。
元昭は、「日本にテニスを広めたい」と夢を語る。
安子は、美和に触発されて、孤児たちの世話など慈善事業をしていると話す。
*
大量注文に出荷が間に合わず、納期を遅らせることも出来ずに困る楫取らは、揚返場を増やす。
寿「美和、すぐに戻ってあげてつかあさい。どげなことがあっても旦那様をしっかり支えてあげて下さい。
そして、女たちの学びの場を作ると約束して」
久米次郎「母の願いなら、もう何も言いません」
美和「私は戻ります」
*
別の工場から生糸を集めてもまだ足りない。
せいは女たちを大勢連れてきて、中原らも手伝う。
傍から見ている阿久沢に
せい「これこそ一番の大博打じゃないですか? 群馬を発展させる」とノセたため、
知人の生糸を大量に持ってくる阿久沢(単なる強欲な博打好き?
生糸は横浜から船に乗せられ、NYに発つ。
美和「今のうちに東京へ行って下さい。姉が心配なんです。あとのことは私たちがやりますから」
*
長男夫婦も来て、楫取は寿を見舞う。
楫取「久米次郎には楫取家を継がせるつもりじゃ」
寿「よかった。これで、もう思い残すことはありません。
旦那様と夫婦となり、2人の息子に恵まれ、私は本当に幸せでした」
寿は座ったまま眠るようにこの世を去る。
ようやく出来た学び家で、姉を待つ美和に「美和、思う通りおやりなさい」という姉の声が聞こえ、電報で姉の死を知る。
お悔やみに来たせい。
美和「ここができるのを楽しみにしていたんです。なのに・・・」
せい「きっと見守って下さいますよ。美和さんや、ここで学ぶ女たちをね」
*
久米次郎が父に「母が亡くなったら渡して欲しいと言われていた手紙です」と言われて読むと、
「私が死んだ後は、美和を妻に迎えて下さい」と書かれてあった。
*
楫取は、楽水園で寿、美和と暮らした。
寿は43歳の若さでこの世を去った
寿は寺を造って人身の安定にひと役買った。
お墓が港区にあるのね/驚
楫取は妻を失った悲しみを手紙に素直に綴っている。