2020年1月14日にマイクロソフト社のwindows7に関する延長サポートが全て終了しました。
OSのサポート終了については、今まで何度か触れてきましたので、いまさらのことではありませんが、もう一度まとめておきたいと思います。
Windows7のサポートが切れたらどうなるのか?
マイクロソフトが提供するPCのOS「Windows」のサポートには、期限があります。すでに2014年にWindows XP、2017年にWindows Vistaのサポートは終了しています。
そして2020年1月にはWindows 7の延長サポートが終了します。サポートが終了したらどうなるのでしょうか。
マイクロソフトは、製品発売後5年間の「メインストリーム サポート」を行っています。さらに、各バージョンのprofessional以上のグレードについては5年間の「延長サポート」があり、延長サポートは最長10年間です。古い製品から、サポート期間が切れていきます。
2019年現在、Windows XPとWindows Vistaのサポートはすでに終了しており、Windows 7とWindows 8.1も、メインストリームサポートは終了しています。
マイクロソフト社による製品の発売以降、プログラムの不具合が見つかった場合や、ウイルスの攻撃に対する脆弱性が発見されるなど、セキュリティ上の問題が生じたときには修正プログラムが必要となる場合があります。メインストリーム サポートの期間中は、「システムとセキュリティ」の更新が配信され、延長サポートでは「セキュリティ」の更新のみが配信されます。
サポートが終了すると、これらの更新プログラムは提供されなくなります。
そのため、ウイルスの感染や、個人情報の漏えいなどのセキュリティリスクが高まります。さらに、OSのサポート終了と合わせて、各アプリケーション(ソフトウェア)の機能更新プログラムの提供や旧OSでのサポート対応が受けられなくなるといった可能性も出てきます。
パソコンが壊れていないからといって、サポート期間が終了したパソコンを使い続けるのには、さまざまなリスクがあります。日々、外部からの攻撃にさらされているといっても過言ではありません。
以上は、どのサイトでも発しているwindowsサポート期間終了に関する注意喚起です。
しかし、ネットに接続しないで、即ちstand aloneで使用する場合は当てはまらないと思います。
Microsoft社が強制的にPCにおけるOSの使用を制止する手段を取らない限り、stand aloneでの使用は続けられます。
新しいPCを購入したなら、古いPCのインターネット接続を切って完全stand alone化しておけばいいと思います。
現在使用中のPCのOSをwindows10に入れ替えるには費用と時間とリスク(入れ替えに失敗し、PCが動かなくなるなどの現象)を伴います。
PCは新OSがWindows 10のものを購入し、現在使用中のものはstand alone化しておけばいいのではないのでしょうか。
【関係先】
〇 Microsoft Windowsのサポート