家庭科と家庭科の先生が大嫌いでした。
ある移動教室の授業の日、授業をサボって教室で1人、読書をしてた。そこへ担任が来て、私はあっけなくお縄に。
教室の外に出され、向かった先は、職員室。はい、立たされましたよ、職員室前の廊下に。
しばらくして、家庭科の先生が来て、私は、家庭科室に連行された。
罰として教壇の上に正座。
授業の最後に、みんなの前に立たされた私に先生は言った。
「黒板に手をついて、お尻を出しなさい。」 恥ずかしさで、ちょっとだけお尻を出したら「もっとつっぱって」
と言われ、やけくそでお尻を出すと
「反省したら、もうしません、ごめんなさい、と言いなさい」
私は、みんなの前で、
定規で叩かれた。
そして、お尻が限界になり、ついに
「も、もうしません。ごめんなさい。」と言ってしまった。
あまりの悔しさに涙が溢れたが、泣いてる自分にもまた悔しくて仕方がなかった。
先生は、権力だ、と体の芯から思った。
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