読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

香納諒一著「無縁旅人」

2014-08-30 | 香納 諒一
16歳の家出少女の腐乱死体が内鍵の掛かったアパートの一室から発見されます。
しかも他人の名義のアパート。
彼女は何故死んだのか? 事故・自殺・殺人?

家族や地域の絆を失った“無縁社会”で若者たちが抱える孤独と痛みを描く警察小説です。
「贄の夜会」に登場した、大河内刑事がメインで事件を追います。

ネットカフェ難民やNPO法人を隠れ蓑に生活保護費をピンハネする問題など

後半2転3転する真犯人と真相に最後まで楽しめました。
201年3月文藝春秋刊

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