今回の旅行で、訪れた今治市大島の博物館。入場料310円月曜休館。小説「村上海賊の娘」で有名になり訪れる人が増えているとか。パイレーツでは無い真の意味の海賊の実態、歴史、が見れます。
以下は、過去に書いた日記の再掲載です。、
『文献に残された史実を元に想像力を駆使して縦横無尽に海賊王の娘を活躍させて歴史の一コマを描き、海戦シーンなどは残虐で血しぶき舞う場面なのに方言の泉州言葉を用いて会話を描写することでまるでコメディーを見てるような気にさせてくれた小説でした。
舞台・時は天正4年(1576年)比叡山焼き討ちから5年長篠の戦いの翌年信長と大阪本願寺の戦いが7年目を迎えたころ。和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。その娘、景は海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女だった・・・。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる。第一次木津川合戦の史実。人物の描写など微細にわたり描かれて丁寧。』
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