ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

A LIFE終了、WBC秘策

2017-03-21 21:18:49 | Weblog
ついにA LIFEが終了しました。毎週見ていたんで、少し淋しくなりますね。

このドラマを見終えて思うのは、実質的には、キムタクと浅野忠信のダブル主演だったという事です。それくらい浅野さん演じる壇上壮大のキャラクターが強かった。

キムタク演じる沖田医師と幼馴染み。その頃から文武両道で、沖田が憧れる存在でした。現在も一流の脳外科医であり、また副医院長として、経営手腕も大いに発揮していきます。その一方で、彼には大きな欠落があるんですよね。そのギャップが面白く、魅力的な人物像につながったと思います。

最終回の視聴率が16%。キムタク主演、そして脇の豪華キャストを考慮すれば、やや物足りなさはあるかもしれません。しかし、キムタクドラマとしては、初回14%という異例の低さで始まったことからすれば、内容、視聴率ともに悪い終わり方ではなかったと思います。


いよいよ明日はWBC準決勝アメリカ戦。明日は休みで見れると思ったら、病院か。

まあ、秘策というか勝つためには当たり前のことなのですが、日本投手陣はインハイを攻めろという事です。外国人打者はリーチが長いので、インコースに弱点があるのがひとつ。もうひとつは彼らに気持ちよく、踏み込ませないということです。ボールの怖さを植えつけることで、踏み込みを弱くし、外角を遠く見せる。対角線の攻めですね。

広島が昨シーズンのセリーグのペナントを制したひとつの要因は、内角を厳しく責める黒田投手を若い投手が見習ったことにあります。最近は昔ほど、内角を責めなくなった。こうしたWBCなど国際大会が増え、仲間意識が強くなったことも要因でしょう。

しかし、勝つ野球を追及するには、強打者を抑えるには、どうしても内角高めを攻めることは欠かせません。パワーは相手が上ですから。明日バッテリーにそれができるかどうか。

あとはフォークなど落ちるボール。アメリカはこのボールが特に苦手です。それに人間の視野は左右には広く動きますが、上下には動きにくい構造ですからね。

総合力では日本がいちばん強いとは思います。しかし、何度も言うように、野球は強いチームが勝つスポーツではありません。だから優勝確率4分の1以上あるのは確かですが、それ以上の予想は難しいですね。その意味からも、エキシビション2試合で連敗したことは、いい傾向です。練習試合とはいえ、これがいい意味での厄落としになってくれればと願います。

日本人にとっては野茂の快投が印象深いドジャースタジアムで、菅野君ら、日本投手陣が踏ん張り、筒香、中田を中心に、それぞれが持ち味を生かした、勝負所でのしぶとい打撃に期待します。
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