ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

WBC、日本敗退。ベンチの不可解

2017-03-22 21:03:14 | スポーツ
WBC準決勝、日本対アメリカは1対2で日本が惜敗。自分としては勝利も敗北も想定内なので、結果は仕方ないと割り切っています。ただ、日本の持ち味である守備の堅さにほころびが出たことが負けにつながったのは残念でしたが。

ポイントは1対1の同点で迎えた8回表のアメリカの攻撃。一死二、三塁で松田がボールをはじき、その間に3塁ランナーが生還。これが決勝点となりました。松田選手は責められないですね。誰しもミスはあります。ただ、ここでの日本ベンチの対応には疑問符がつきます。

それほど集中してみていた訳ではないですが、ここは一目で敬遠のケースです。キャッチャーの小林がベンチを見ていたし、球場が騒然としていたので、敬遠と決め込んで見ていました。

しかし、小林君は立ち上がりませんでした。勝負の選択。ここは1点取られるのも、3点取られるのもほとんど同じ。それよりも守りやすくするために、満塁策をとるのが定石です。

しかしベンチは動かず、全身守備だけはとるという、チグハグな采配。塁を埋めなかったため、当然タッチプレーになるので、野手にはプレッシャーがかかります。満塁であの打球なら、松田君も余裕を持ってホームへ投げていたはずです。

まあ、とにかく日本は準決勝敗退。小久保監督は辞任はほぼ確定といえます。WBCの問題点としては大きく2つですね。3月のこの時期に、真剣勝負はきついので、開催時期は考えなければならないでしょう。

あと、もうひとつ。これは日本の問題ですが、何故、指導者としての経験のない小久保氏が監督になれたのか?それは王さんの後ろ盾があったからです。OO派という人間関係で決めるのではなく、勝てる監督を選ぶことを優先しないといけません。
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