えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ABARTH

2017-12-10 | 車関連
思ってもみなかった。
アバルトを全く知らなかったのだ。

アバルト595の検討をしている友人がいる。
「どんな感じか乗ってみてくれ」と水を向けられた。
アバルトとはいえ、チンクエチェントのGTI版程度だろうと高をくくっていた。

ディーラーで私の前に持ってきただけで、その音に頬が緩んだ。
そう、このグレードはコンペティツィオーネである。
カタログモデルの最上級グレードであり、180馬力の最高出力を誇り、0-100加速を6.7sで駆け抜けるもの。
その4本出しのマフラーは、レコードモンツァといい、他のグレードでも装着が可能というのだが、このマフラーでの早朝暖機運転はきびしい。
触媒の焼けた6千キロ程度の中古を吹かしてみたら、小さなフェラーリと感じるほどに官能的である。

さあさぁ、試乗に戻りましょう。
左のMTに乗せていただきました。
まず驚くのは、そのバケットシートでありまして、見た目はやる気満々であっても、座りはわりと良いものが多い昨今、こんなものがあるのかと、、、
正に、板に座っているかのような座りである。
ポジションは出るが、腰痛持ちであれば間違いなく無理なシートである。
この点は、ツーリズモなどのグレードを選べば問題ないと思われます。

グラフィック性の高いメーターは、慣れないとどこがタコなのか瞬時には分かりにくいのですが、つなぎにも神経をたいして使わずともスムーズは発進ができる。
1-2-3とスムーズに繋げ、パワーバンドに乗せてみれば、思うがままの加速を味わえた。官能的なサウンドと共に。
シフトアップもシフトダウンも、初めて乗ったとは思えないほどにスパスパと決まる。
しかし、許容範囲が広すぎるマツダロードスターとは違い、尖っているところがたまらない。
200kにも満たない新車であったので、4千回転くらいまでしか回しませんが、これはまさに痛快。
とにかく、ソリッド感がいい。
ゴルフR、ルーテシアのシャシーカップ、M135辺りがただの乗用車に感じるほどに突き詰められている。
正直1台ですべてをこなす使い方はできませんが、一人乗りを状態としたり、長距離の移動などは別の車があるのならば、究極の1台と言えよう。
私が買えるならば、腰痛持ちなのでベースグレードのMTを選択するでしょう。
145馬力となるが、あのミニマムなボディには十分でしょう。
いやいや、腰痛がこわいのでツインエアが有力でしょう(笑)

恐るべし、アバルト。。お見逸れしました
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