気軽に読んでくださいね😏😱

変わってる、私の記事に興味ある人〜🌟

枯れたモノコー

2024-05-23 17:46:00 | 日記
モノコーの花は枯れた。

春に人目を惹く、華やかなピンクの花だった。

華やかな花が枯れるのは、肩がガクッと落ちる思いだ。

プラズと朝方によく水をやったモノだった。

今は黒がかった茶色の萎れ切った花びらが散っている。

華やかなピンクの花を咲かせていた頃は、人がたくさん見ていって、賑やかだったが。

枯れ切った見窄らしい花には、虫も寄ってきていない。

しかし、プラズは、そんなモノコーの枯れた姿が好きだと言う。明るく咲いている時より、好きだと言う。

そんな気持ちは曲に。




中家課長の死闘

2024-05-22 15:32:00 | 日記
中家課長は、忍耐強かった。

どんな辛い仕事でも耐え抜いた。

実は、ブラック企業に勤めていた。

愛読書は『ドM仕事術』だった。

偶にSMクラブに行って、女王さまになぶられる仕打ちにも耐えてみた。

SMクラブに行くくらいだから、エッチが大好きとか、エロが大好き、かというと、そんな事はなく。

街中に溢れるセクシー美女たちには、恥ずかしがって、目を背けるのだった。職場でも、セクハラなどとは縁遠い存在だったようだ。

金遣いも、荒くなく、SMクラブ以外では、食費も切り詰めて、せっせと貯金していた。


彼は、なぜこんな生活に耐えられるのか?耐えているのか?

それは、妙子が好きで、結婚したかったから。

その目的の為に、彼なりに、大谷翔平のように計画を立て、実行して行ったのだ。

妙子は、名前からイメージしにくい、良い女で、性格もとても良く、慎ましかった。

当然のようだが、中家課長は、いつも悲しそうだった。

死の寸前まで行ったラシーン

2024-05-21 14:32:00 | 日記
メナニーノはラシーンを信じていた。

そのメナニーノにラシーンは、頼り切っていた。金銭面でも、心の面でも。

メナニーノは、そんなラシーンを愛していた。

そして、二人には子供が出来た。

「ラシーン、お願い働いて。この子を育てる為に」

「ムリ言うなよ。オレに働くのが似合うと思うか?お前が働けば済むことじゃないか」

メナニーノは、働いた。しかし、育児に、家事に、仕事は、メナニーノに負担がかかり過ぎた。

何も言わず、メナニーノはラシーンとの家を子供と共に出て行った。

ラシーンは、突然の別れに、自暴自棄になり、酒に溺れて、死の寸前までに、堕ちたのたった。




フセガルの悲劇

2024-05-20 18:38:00 | 日記
フセガルは骨折した。

マイホームをローンで買って。これからという時に。

保険にも入っていなかったし、会社も休む必要があった。

嫁のナシールは、何も責めず、優しかったが、明らかに将来を不安がっていた。

そう。骨折が原因で、リストラされるかもしれないのだ。

マイホームはー!!!

それ以上に、離婚なんてことになったらー!!!

信じている。信じたい。ナシール。

そして、とうとう、会社からの宣告が…。


そんな曲です。




セレナとの別れ

2024-05-17 18:59:00 | 日記





タザの町で一緒に暮らしたセレナは、死んだ。

私の知らない内に。

あんな短い一生を…。

もっと彼女と色々なことを体験したかった。

詳しいことは分からないが、珍しい病気だったらしい。

せめて、とむらいの墓碑を、と、墓を建てることにした。

それには、なけなしの金だったかもしれないが。

彼女に私の寿命を分けてもいいと本気で思ったが。

もはや時すでに後しか…。

🥲


そんな想いを綴った。