小さいころの夢を見た 小学校低学年くらいかな
父親が小学校の運動会の時高い鉄棒で逆上がりを見せてくれた
そしたらヒーローみたいに周りに同級生が集まってきて誇らしかった
何度も何度も見せてくれた
主の両親は早くに主ができて結婚したらしく
当時友達の親御さんに比べて若めだったのもあって
スポーツが得意で若い父親は自慢で大好きだった
反抗期になっても父親のことは大好きだった
高3の6月 中間テストから帰ると 父親が蒸発していた
わけがわからなかった
暫くして事件でも事故でもなく蒸発で
生きてることが分かったときは 心底ほっとした
当時何を考えどう行動して日々生きていたか よく覚えていない
父親がいなくなる前日の夜 主に
「焼きそば作ってくれないか」って言った父親に
「えーやだー今度ね」って断ってしまったことを未だに後悔してる
いつもは作ってあげていたのに あの時に限ってどうして
今度 は永遠に来ない きっと