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2011年3月12日。今を生きる多くの日本人が、生涯忘れない日になるであろう日の翌日、九州新幹線は全線開業しました。もちろんそこには、くす玉割りもテープカットもなく、静かな開業になりました。
あれから100日を迎える6月19日(日)、幻に終わった全線開業出発式が、「百日(ももか)祝い出発式」として、改めて行われることになりました。
開業日に予定されていたように全駅で行われるわけではなく、沿線四県を代表する博多・新鳥栖・熊本・鹿児島中央駅のみでの開催です。それでもJR九州の社長・会長に、沿線自治体のトップが臨席しての式典であり、メモリアルなものになると思われます。
当日はテナントでの100円メニューの展開や、元気メッセージの募集も行われるとか。僕も、100日を迎えたお祝いに駆けつけたいと思います。
ところで九州新幹線関連では、熊本~博多間が実質片道2,000円となる、「ビックリつばめ2枚きっぷ」の発売が発表されました。
熊本~博多間の「つばめ」指定席限定の乗車券2枚に、アミュプラザ博多での買物券1,500円分がついて5,500円という価格は、在来線時代の特急回数券と同レベルの価格設定。夏休みまでの限定発売ですが、今後も積極的な割引に打って出るとの新聞報道もあり、より身近に使える新幹線への脱皮が期待されます。
願わくば、主要区間だけではなく、不振が伝えられる中間各駅からの割引もお願いしたいところです。