Chang! Blog

福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

わいわい!!コンテナに憩う

2012年01月08日 | ■建築&街づくり
 連休中日の今日は、友人に誘われ佐嘉神社へ初詣へ。松原界隈に来たのも久しぶりなので、「五社詣で」を終えた後にはまわりをぶらぶらしてみました。


 恵比寿ギャラリー。確か前の通りにはアーケードがかかっていたはずですが、いつの間にかなくなっていました。アーケードの存在にはメリット、デメリットがあると思いますが、ここが商店街であることが一見して分かり辛くなったのは確かです。


 ぐるりと巡って佐嘉神社の裏に出ると、これまたなにやら見慣れぬ施設が。その名も「わいわい!!コンテナ」。芝生広場にコンテナが置かれ、Book&Cafeの文字が見えます。新しくできたブックカフェかな?と思い近付いてみると、「入場無料」の文字も。よく分からないけど、何だか面白そうだぞ!という勘は働き、ドアを開けてみました。


 コンテナとは思えない、開放的な空間。
 カウンターにはインスタントコーヒーが置かれ、なんと無料で飲めるのだとか。


 海外の雑誌やデザイン専門誌、果ては鉄道ジャーナルまで、ちょっと他では見かけないような興味を引く雑誌が並びます。
 絵本や漫画本などもあって、いろんな世代が楽しめそうなラインナップです。


 芝生の広場を見ながらの読書タイムは、格別な時間。こんな場所が近所にあったら、毎週通ってしまいそうです。

 市の図書館分館か何かなのかなと思いましたが、よくよく説明を読んでみると、民主導の街なか活性化施設のようです。それも昨年6月から、この1月末まで、期間限定の社会実験なのだとか。いいなあ、こんな動き。
 街なかの買物や散歩ついでに立ち寄る人もいるようだし、ここ目当てで街に出てくる人もいるようで、滞在した2時間の間、入れ替わり立ち替わりで誰かしらくつろいでいる状態。今月いっぱいで終わってしまうのは残念ですが、一定の「成果」は残せているように見えました。

 図書館とは違って、飲食をしながら本を手に取りくつろげるというのが心地よくて、まさに街なかのサロンとして機能しているようです。例えば久留米でも、井筒屋跡地にこんな場所があったら、街に出る機会も増えそう…というか、個人的に嬉しいです。六ツ門図書館からブラウジング部門だけでも街なかに出てきてくれたらなあ、なんて夢想したのでした。

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