うまいもの、いい景色も目的だったけど、鉄っちゃんなのでやっぱり一番の目的は未知の路線と列車です。昨年も同じように東京~東北をジグザグに旅行しましたが、今回はジグザグのパターンを変え、少しでも乗車距離が延びるようにプランニングしてみました。
というわけで今回乗った列車&路線のうち、9つをピックアップ。
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常磐快速線の2階建グリーン車
首都圏ならではの「普通列車のグリーン車」。750円の投資で、南千住から石岡までの1時間強(相棒は勝田まで2時間)をくつろぎの時間に変えました。佐貫(さぬき)駅付近では、女性アテンダントが讃岐うどんを車内販売に来るという、まさかの展開も!?
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水郡線キハE130系
キハながら、JR東日本の新世代通勤電車と同じ内装。ツーマン運行でも車内放送は自動で、ローカル線でも首都圏と同じ輸送サービスを提供しています。ただ旅情には欠けるんだよね…帰省ラッシュでもあり、清流の景色をゆったりと堪能できなかったのは残念でした。
ただ、3両編成のうち常陸大子で2両を切り離す予定を、乗客の多さから急きょ2両を郡山まで走らせたのは臨機応変な対応で、素晴らしかったです。
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仙石線マンガッタンライナー
仙台と石巻を結ぶ仙石線は、津波災害で一部運休が続きます。漫画の街・石巻にちなみ、石ノ森漫画が車内外に踊る「マンガッタンライナー」も途中駅止まり。数年後には、この電車で石ノ森漫画館を訪ねてみたいものです。
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釜石線急行型キハ110系
釜石線の急行「陸中」向けに登場したキハ110系も、今は快速格下げで格安旅行派にも身近な存在に。快適なひとときを過ごせました。
JR世代の車両とはいえ、登場から24年。今見れば、座席やトイレ回りにはどことなく国鉄的な造作も見られる車両です。本来の用途だった「急行」という列車種別も、JRでは風前のともしび。時代の流れを感じます。
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三陸鉄道「こたつ列車」
昨年は不通区間が長く、三鉄名物「こたつ列車」も運休を余儀なくされたのですが、今年は復旧区間が伸びたことから運行再開。こたつでミカンをほおばりながら、冬の表情を見せる太平洋を眺めました。
途中の長いトンネル区間では、真っ暗な車内へ『なもみ』が「悪い子はいねえが~?」と乱入。向かいの子はこたつに隠れ、他の席の子は先手を打って「ごめんなさい!」。車内がどっと沸きました。
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八戸線リゾートうみねこ
昨年は途中の種市止まりだった八戸線も、昨春に全線運行再開。津波被災区間も移設せずに再開したことから、沿線には避難階段が準備され、車内にも脱出用ハシゴが設置されました。
昨年は全席自由席だったリゾートうみねこにも、指定席が登場。僕らは自由席のお座敷ボックス席で、太平洋を眺めながらの一杯を楽しみました。
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急行はまなす
青森~札幌を結ぶ実用的な夜行列車は、カーペットカー、座席の自由席、指定席に寝台車と、バラエティに富んだ編成が特徴。夜中にお話ししたい向きには、サロンコーナーもあります。乗客も乗りなれた感じの人が多く、青森発車後10分も経たないうちに車内は「お休みモード」へ変わりました。
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室蘭本線キハ141系
以前は「赤い電車」の活躍舞台だった室蘭本線南部ですが、学園都市線の全電車化と引き換えに「お古」のディーゼルカーがまわってきました。冷房化はサービス向上ですが、電化区間なのにディーゼルとは解せない気も。ワンマン化も実施されています。
この車両、もとは50系客車がベースで、車内の造作にも名残が見られます。かつては全国で見られた50系客車も原型を留める車両は消滅しており、客車の雰囲気を残すキハ141系は貴重な存在かも。
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寝台特急北斗星
「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」に比べて、一人旅も似合う「北斗星」は大好きな列車。B寝台で北海道産ツマミを肴にビールを傾け、サロン室では北海道カマンベールに室蘭ワインを空け、食堂車ではニッカの小瓶を窓ガラスに映し…「呑み鉄」にはたまらない列車でもあります。
というわけで今回乗った列車&路線のうち、9つをピックアップ。
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常磐快速線の2階建グリーン車
首都圏ならではの「普通列車のグリーン車」。750円の投資で、南千住から石岡までの1時間強(相棒は勝田まで2時間)をくつろぎの時間に変えました。佐貫(さぬき)駅付近では、女性アテンダントが讃岐うどんを車内販売に来るという、まさかの展開も!?
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水郡線キハE130系
キハながら、JR東日本の新世代通勤電車と同じ内装。ツーマン運行でも車内放送は自動で、ローカル線でも首都圏と同じ輸送サービスを提供しています。ただ旅情には欠けるんだよね…帰省ラッシュでもあり、清流の景色をゆったりと堪能できなかったのは残念でした。
ただ、3両編成のうち常陸大子で2両を切り離す予定を、乗客の多さから急きょ2両を郡山まで走らせたのは臨機応変な対応で、素晴らしかったです。
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仙石線マンガッタンライナー
仙台と石巻を結ぶ仙石線は、津波災害で一部運休が続きます。漫画の街・石巻にちなみ、石ノ森漫画が車内外に踊る「マンガッタンライナー」も途中駅止まり。数年後には、この電車で石ノ森漫画館を訪ねてみたいものです。
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釜石線急行型キハ110系
釜石線の急行「陸中」向けに登場したキハ110系も、今は快速格下げで格安旅行派にも身近な存在に。快適なひとときを過ごせました。
JR世代の車両とはいえ、登場から24年。今見れば、座席やトイレ回りにはどことなく国鉄的な造作も見られる車両です。本来の用途だった「急行」という列車種別も、JRでは風前のともしび。時代の流れを感じます。
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三陸鉄道「こたつ列車」
昨年は不通区間が長く、三鉄名物「こたつ列車」も運休を余儀なくされたのですが、今年は復旧区間が伸びたことから運行再開。こたつでミカンをほおばりながら、冬の表情を見せる太平洋を眺めました。
途中の長いトンネル区間では、真っ暗な車内へ『なもみ』が「悪い子はいねえが~?」と乱入。向かいの子はこたつに隠れ、他の席の子は先手を打って「ごめんなさい!」。車内がどっと沸きました。
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八戸線リゾートうみねこ
昨年は途中の種市止まりだった八戸線も、昨春に全線運行再開。津波被災区間も移設せずに再開したことから、沿線には避難階段が準備され、車内にも脱出用ハシゴが設置されました。
昨年は全席自由席だったリゾートうみねこにも、指定席が登場。僕らは自由席のお座敷ボックス席で、太平洋を眺めながらの一杯を楽しみました。
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急行はまなす
青森~札幌を結ぶ実用的な夜行列車は、カーペットカー、座席の自由席、指定席に寝台車と、バラエティに富んだ編成が特徴。夜中にお話ししたい向きには、サロンコーナーもあります。乗客も乗りなれた感じの人が多く、青森発車後10分も経たないうちに車内は「お休みモード」へ変わりました。
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室蘭本線キハ141系
以前は「赤い電車」の活躍舞台だった室蘭本線南部ですが、学園都市線の全電車化と引き換えに「お古」のディーゼルカーがまわってきました。冷房化はサービス向上ですが、電化区間なのにディーゼルとは解せない気も。ワンマン化も実施されています。
この車両、もとは50系客車がベースで、車内の造作にも名残が見られます。かつては全国で見られた50系客車も原型を留める車両は消滅しており、客車の雰囲気を残すキハ141系は貴重な存在かも。
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寝台特急北斗星
「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」に比べて、一人旅も似合う「北斗星」は大好きな列車。B寝台で北海道産ツマミを肴にビールを傾け、サロン室では北海道カマンベールに室蘭ワインを空け、食堂車ではニッカの小瓶を窓ガラスに映し…「呑み鉄」にはたまらない列車でもあります。