我が家のお隣りさんの畑は今菜の花が満開です。
その菜の花の向こうを琴電が通ります。
じつにのどかな風景です。
菜の花の手前にはまるで植えた花のようにホトケノザも花盛りです。
庭の隅にはスズランスイセンも咲き始めました。
これからいろいろな花が咲いてくるのが楽しみないい季節です。
『無門関』の言葉を思い出しました。
春に百花有り、秋に月有り、
夏に涼風有り、冬に雪有り、
若し閑事(かんじ)の心頭(しんとう)に挂(か)くる無くんば
(もしよけいなことが心にかかっていなければ)
便ち是れ人間(じんかんの)の好時節(こうじせつ)
(いつでも今こそが人生のいい季節である)
今年度のクラスの子が、「春夏秋冬 全部好き」という題で詩をつくっていました。
子どもの感性に触れ感動しました。『無門関』の言葉も素敵ですね。
宇宙のあらわれを心頭に。
確かに春は特別にいい季節ですね。
「春夏秋冬 全部好き」とはいいタイトル。子どもの感性にはしばしば脱帽―感動させられますね。
問題山積の時代ではありますが、いい季節はいい季節として楽しみましょう。