「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

常識?

2007年01月11日 |   中3 
この忙しい時期に3連休だったので、仕事がたまっています。(>_<)
毎日の授業準備はもちろん、定期テスト対策用のプリント作成や
生徒から頼まれていた作文の添削など、山積みです。

授業をやるのも久しぶりだったので、テンションが微妙に高かった…。
冬期講習会よりも1日のコマ数がぐっと減るので、体力が余っている感じ。
逆に、生徒たちは久しぶりに学校に通っているので、若干疲れ気味でした。

さて、中3英語の授業での出来事です。

問 空欄に当てはまる単語を書きなさい。
  This year has 366 days because (    ) has 29 days.
  =「( )月が29日なので、今年は366日です。」

英訳さえできれば、何月かは明らかだし、あとはスペルが合っているかの問題だ、と思っていたのですが…。

クラスの半分は
 「そんな月あるの~?」 という反応でした。
 「え!知らないの?いつもは28日で、4年に1度、29日になるんだよ。閏年っていうんだけど…。」 と説明しても
 「知ってるー、オリンピックがある年でしょ~?」 と言う子は少数派。
 「この日が誕生日の人は4年に1回しか誕生会ができないのよ~」 と言ったら
 「ウチのクラスにいるよ!」
なんと!それなのに知らないの…?
 「確かアイツは…2月生まれだったかな。」
 「そう。じゃあ、2月を英語で?」
 「February!」

で、やっと答えが出ました。
教室に貼ってあるカレンダーで確かめる子もいたり…。

 「学校で習ってないからわからないー」
という声も結構ありました。確かに学校で習った覚えはないなあ。
(ちなみに私はそろばん教室で習いました。)

でも、「月曜日の次は何曜日でしょう?」と同じで、カレンダーを見れば気がつくこと。
家庭で身につく知識なんだけどな。

一般常識だと思っていても、中学生には通用しないということを実感させられました。