「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

十二支

2007年12月15日 |   中2 
中2国語で『平家物語』を学習しています。

本文中に「酉の刻」という記述があったので
昔は時間も十二支で表していた、という解説をしました。

時計の12の位置に子、順に時計の数字のように、丑、寅…と円形に書き、
1周で24時間です。
だから、午のところがちょうどお昼の12時で「正午」。
それより前が「午前」、それより後が「午後」。

と言ったら、「おぉ~」というどよめきが。
素直でいいね~。

そういうわけで、「酉の刻」は18時頃で、「夕日が美しい」という内容に合致する
というのが私の言いたかったことなんですが
生徒たちは「オレ酉年~!」「オレも~」という話で盛り上がっていました。
同じ学年なんだから、酉年と戌年しかいないだろ~に…。

「センセーは何年?
という質問にはさりげなくスルー。