「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

だだっ子

2011年06月15日 |   中1 
この仕事をしていると、学校ほどではないにしろ
いろいろなタイプの子供に出会います。
年々個性的な生徒が増えているような気がする…。
ちょっとした事件が起こって対応に追われるたびに
考えさせられるし、同僚と意見交換したりして
私自身のレベルアップにつながっている…といいのですが。

さて、今年入塾した生徒の中に
気に入らないことがあるとすぐ泣く「かまってちゃん」がいることが判明しました。

他の生徒たちは長年のつきあいでわかっているらしく
からかったり手を出したりすることはほとんどないのですが
それが本人には逆におもしろくないらしく
自分から暴言を吐いて嫌がられることをして
抗議されると「悪口言われた」と報告に来ます。
そしてスイッチが入ると泣きます。
今日、そのスイッチが入りました。

この数ヶ月は、些細なことでもすぐに報告に来て
ちょっと過剰反応気味だけど周りの生徒にも問題があった
という認識でしたが
そうではないということが今日の一件でよくわかりました。

大人しくなったと思って近づくと急に大声で泣き出して
「私は悪くない」というアピール。
「こんな状態じゃ授業に集中できないだろうから
今日は帰ってください。」と話したら
足を踏みならしてキーキー泣いて拒否の意思表示。

うまくしゃべれない乳幼児じゃあるまいし
中学生にもなってこんな感情表現をする子は初めてです。
泣いたら言うこと聞くと思ったら大間違いだぞ!
というわけで、本人は激しく抵抗していましたが
お家の人に迎えにきてもらってお引き取り願いました。

周りの生徒によると、「アイツ幼稚園の時からああだもん」。
彼らの表情から
かなりめんどくさそうだということがわかりました。
この先どうなることやら…。