時すでに遅し…

新学期最初の定期テストに向けて
今回はいつもより早い時期から自習時間を設けて生徒の様子を見てきました。
授業以外での生徒の学習態度をじっくり観察できたわけですが
そこで感じたことの１つが、集中力のない生徒がけっこう多いこと。
中には５分とじっとしていられない（私語をしたり教材を変えたりする）生徒がいました。
この生徒、授業中も私語・落書き・よそ見が目立つ生徒なので、もうどうしようもないのかも。
ウチのような一斉指導の塾ではムリだ…。と、ボスが匙を投げてました。

２つ目が、好き嫌いが激しくて好きな科目しか勉強しようとしない生徒がけっこういたこと。
その科目を嫌いな理由は「学校の担当教科の先生がキライ」とか「面倒くさい」とか、
どう考えても単なる食わず嫌い。でも一度キライと決めてしまうと
どんなに簡単な問題でも「ワカラナイ！」と完全にシャットアウト。
ヘタすると問題を読む前からワカラナイと決めてかかっていたりします。
自ら可能性の芽を摘んでいるようでもったいないです。
そのかわり、好きな科目は盲目的に熱心に勉強してましたけど…。

今回みたいな機会をきっかけに浮かび上がった問題を少しでも改善できればいいのですが
中学生じゃあ、なかなか難しそうです。
こういうことはもっと小さいうちに、できたら小学校低学年のうちに対処すべきなんだよなあ…。