「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

歯に衣を着せて

2014年05月16日 |   中3 
今日は中3クラスのかしましい女子生徒2人の欠席分補講をしました。
この2人、おそらく現在塾生の中で最強レベルのバクダンだと思う…。
学力の話ではなく、爆弾発言連発という意味で。

とにかく、相手が誰であろうと物怖じせずにハッキリとものを言うのは
呆れるを通りこして、もはやアッパレの領域。
自分がオカシイと思ったら、相手が誰であろうと「アイツはオカシイ」と公言しちゃうもんだから
暴走を止めないとマズいことになりそうで、ヒヤヒヤすることもありますが…。

今日は、昔ボスが司法試験を受けていたことを聞きつけて
「将来、離婚訴訟になったら塾長に相談しよう!!」と宣言。
まだ結婚もしていないのに離婚て…。
「絶対、家は私がもらえるようにしてもらおう。」とも言っていました。
私が男だったら間違いなく逃げるわ。

そして、テキストの問題を解きながら、私に向かって
「で、センセーは何の試験に失敗したんですか?
失敗したこと前提!?

突然の、思いも寄らぬ質問に
何に失敗したんだっけ…?としばらく考え込んでしまいました。
で、そういえば、と思って「教員採用試験には落ちたね~。」と言ったら
すかさず「何回ですか?
こういう問答になると、ポイントが正確かつ鋭くて
頭の回転が速い子なんだなあと感心してしまいます。

ヒミツにしている経歴でもないので、「1回」と答えたら
「1回~?○○先生(中学の国語教師らしい)は8回落ちたって言ってましたよ!
 なんでもっと粘らなかったんですか!?
と、なぜか責められました。

「センセーの頃は採用人数が少なかったんですよね。
 △△先生はそれで他県でも受けたって言ってました。」とか、もういろんなところで取材済みの様子。
教員志望で関心があるというわけではなく、
他にも、身の回りの生徒から大人、身の回りじゃない世界的な人物にいたるまで
気になることは直接本人に聞くかネットで調べるか、とにかく情報量がスゴイ(偏ってるけど
そして、感想をハッキリ本人の前(または大勢の前)で言っちゃう。

ズケズケ聞いて、ズバっと一刀両断というのは
怖いもの知らずの今だからできることなのかもしれないなあ…とも思うけど
この生徒の場合、大人になっても変わらなそう。