「天使の耳」東野圭吾📖
裏。
2024年4月に、小芝風花さん、安田顕さんでドラマ化されています。
うちは見そびれました😅
6つの短編が入っています。
タイトルの「天使の耳」はそのうちの1つ。
深夜の交差点で衝突事故、信号無視をしたのはどちらの車か?!
片方の車の運転手が亡くなったが、その車には目が不自由な妹が乗っていた。
妹は兄の正当性を主張し、驚くべき方法で証明する。
「交通事故は、人生を一瞬で変えてしまう。
しかしだからこそ、そこにミステリーが
ある。」
と書かれているように、約30年前に書かれたものですが、信号無視、あおり運転、路上駐車、缶のポイ捨てなど、交通事故の原因は今とさほど変わらず、人生を大きく変えることになります。
身勝手な行いが、誰かの運命を大きく変える。。
すっきり爽快ハッピーエンドという感じではなく、ゾクッと胸がざわつくような、考えさせられる物語ばかりでした。
今なら、ドライブレコーダーや防犯カメラ、携帯があるので、未解決にはなりにくいのでは?と。
たった30年前の話ですが、こんなこともあったかもしれないと思わせます。
車に乗っていると、スマホでゲームや電話、わき見をしてる人をよく見かけますが、その自分勝手な行いによる「交通事故は一瞬で人生を変える」、自分の人生だけでなく他人の人生も、と自覚してもらいたいものです。
車を運転する方もしない方も、読んでもらいたい作品でした。
気になった方は読んでみてください📖
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