そもそもハゲってどんな状態?
そもそもハゲ、と言う言葉はいつからあるのでしょうか。
歴史から見てみると、平家物語で登場する禿、禿童、が最初のようです。
しかし、この当時は、ハゲ、という読み仮名はつかず、かむろ、と呼ばれていました。
そして、今で言う髪の毛が薄い、もしくは全くない人を示さず、おかっぱや、現代で言うボブカットにあたる髪型を示していました。
さらに、加齢によるハゲ、というイメージに反して基本的に子供の髪型でした。
どのようにこの意味合いが現代の髪の毛の薄い人を示すようになったかは諸説あります。
僧侶や茶人等は職業的にも頭を坊主にすることから禿頭、と書いて、とくとうと読んでいた事や、ハゲる、という言葉は、塗装が剥がれる、などのハゲる、覆っていった物が無くなるといったことから生まれた、ともされています。
今で言うハゲ、というのは、一部、もしくは頭部全体が無毛に近い状態で、頭皮が露出してしまっている状態をはげている、といい、そのような状態をハゲ、と呼びます。
ちなみに全体的に頭皮が薄くなっている場合は、ハゲではなく、薄毛に分類されます。