落語家 柳家 小三治
令和3年10月に亡くなった柳家小三治さん。
とぼけた味わいと登場人物を演じ分ける卓越した人物描写で知られ、昭和の名人の芸を受け継いだ本格的な古典落語で人気を集めた。
小三治さんは昭和14年東京生まれ。高校で落語研究会に入部し、素人が出演するラジオの落語番組で15週連続で勝ち抜く。
高校卒業後、五代目柳家小さんに入門。
昭和44年、真打に昇進し、十代目柳家小三治の名を襲名。長屋の住人が繰り広げる滑稽ばなしを得意とし、独演会や寄席を中心に活動を続ける。
身近な話題を語る「まくら」でも人気を集め、「まくらの小三治」と呼ばれた。平成26年、落語界3人目の人間国宝に認定された。
柳家小三治「ミイラ取り」
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