第58回Goodシネマ 「マデソン郡の橋」
アイオワ州マディソン群の片田舎。
亡くなった母の遺品を整理していた兄妹が、ある過去の秘密を知る。
平凡な主婦だった彼女は、地元の珍しい橋を撮影しようと訪れた写真家の男性と出会っていた。
彼女が隠していた4日間の、秘密の愛が明かされていく。
ヒロインは、ワシントン州ベリンハムから屋根付橋のフォトエッセイを書くためマディソン郡にやってきた『ナショナルジオグラフィック』の写真家と不倫の恋に陥る。
Love theme (Doe Eyes)(1995 The Bridges of Madison County) Lennie Niehaus and Clint Eastwood
「僕たち二人は生まれてからあの4日間の出会いのために生きてきたのです」
「これが私だと思っていた女は完全に消えていた。私は別の女のようにふるまいながらそこに真実の自分を見つけていた」
「これが生涯に一度の確かな愛だ」
「僕がなぜ写真をつくるか、なぜここまで来たのか。全てはね、運命だったんだ。
つまり、今まで人生で僕がやってきたことの全ては、君に出会うためだった。」
アイオワ州マディソン郡で平凡な主婦として天命を全うした フランチェスカ(メリル・ストリープ)は、子どもたちに遺書を残していた。
「自分の遺灰はローズマンブリッジから蒔いてほしい」という遺書の内容に子どもたちは驚く。
その理由として書かれていたことは不倫物語秘話だった…。
「この愛を永久に続けたいわ。今の気持ちのままこれから死ぬまでね。
でも、ここから出たら愛は消える。だって、新しい人生を始めてしまうと、過去は消えるのよ。
だからこの思い出を心の支えにして生涯を生きていくわ」
「考えてくださってありがとう、ロバート。私、会いたいの。平気よ」
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