里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヤブラン 山裾の林縁

2022-02-15 | 日記

登米市東和町、山裾の細い車道を歩いて行くと、山側の雑木林内に濃緑色の葉が見えます。
よく見かけるオオバジャノヒゲかシュンランかも知れませんが、稀少なヤブランの可能性
もあるので、斜面を上がって確認してみましょう。

しゃがみ込んで観察すると、葉幅が10mmほどあってオオバジャノヒゲの倍はあります。
それに葉裏を確認すると、シユンランのように葉脈がくっきりと隆起していないので、ヤ
ブランで間違いないでしょう。

                              二枚とも2022.2.8撮影

山裾の細い車道を上流側へ行くと細い林道が分岐していて、その近くのヤマブキの藪の中
に5~6株のヤブランが生えていました。ここには花茎が立っている株があって、漆黒の
種子が幾つか残っていました。この辺りはどの集落からも1km以上離れている場所なので、
もしかしたら人が関わらない自生株なのかも知れません。

                              二枚とも2022.2.8撮影

ヤブランは2020年の12月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/1a920dbd8ffccac57d12f420a45a42fb

 



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