一関市花泉町、山裾には耕作放棄田が続いていますが、その内の3~4枚は牧草地として利用されているようです。牧草地の間の細い畦道に入り、山裾の草地沿いを歩いていると、ノギクの仲間と思しき根生葉があちこちに生えています。葉の表面にやや光沢があって、縁には小さな切れ込みが入っています。
帰宅後にノギクについて植物図鑑で調べると、ノコンギクは葉の表面に細かな毛が密生しているので、全く光沢がありません。ユウ . . . 本文を読む
南三陸町西部、山地中腹の林道を集落方向へゆるやかに下って行くと、牧草地下の林縁に黄緑色に黄葉したツルクサがあちこちの藪に絡んでいます。葉の形が卵形で質が厚く、葉表にやや光沢があるのでアオツヅラフジの黄葉でしょうか。
藪沿いに歩いて行くと、高い位置のつるに濃藍色の実が幾房かついているので、アオツヅラフジで間違いないでしょう。けっこう綺麗に黄葉するんですね。
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南三陸町西部、山間の農道を上がって行くと道路脇に畑があって、何かの根生葉が点々と生えています。畑の縁近くの根生葉を観察すると、地際にたくさんの葉が放射状に展開していて、多いものでは50~60枚の葉が付いています。これらは帰化植物のアレチノギクか、その仲間と思われますが、植物図鑑など持ち歩いていないので、帰宅後に調べるしかありませんね。
「野草のロゼット」というハンドブックで調べると、オオアレチノ . . . 本文を読む
南三陸町西部、山地中腹を横切る林道を奥の方へ歩いて行くと、山側法面下にスミレの仲間らしき根生葉が点々と生えています。歩み寄って観察すると、卵形の葉で基部が深く湾入、先端が小さく尖っているので、ヒカゲスミレの葉でしょうか。大きな葉は長さが7~8cmもあり、葉柄が長いものも多いですね。帰宅後にスミレ図鑑などで調べてみましょう。
「スミレ ハンドブック」で調べると、ヒカゲスミレの葉の各部位の特徴と合致 . . . 本文を読む