Z6Ⅲを購入して、電子シャッターのローリングシャッター歪みの
ホントはカワセミの真っ正面か真上から羽ばたきを撮ると
これで小鳥以上の飛翔ものは安心して電子シャッターで
検証をしたかったのですが、どんくさい私ですので、なかなか
機会に巡り会わなくて、どんだけ歪むのか、試してみたかった
のでした。
これはミラーレス一眼カメラのお話です。
以前のミラーレス一眼カメラで撮ったローリングシャッター歪み
の写真はこちらの3枚。歪んでますねぇ。シマエナガちゃん、
これなに???って写真になっちゃいました。
積層型センサーですと、画像の読み出し速度がものすごく
速いので、ローリングシャッター歪みはほぼ起きないのですが
このZ6Ⅲは部分積層型センサーと言われる新型のもの。
まあ、NikonのYouTubeなど観ると、飛翔する野鳥も快適に
撮れるそう。だから信頼はしておりました。
でも、扇風機の羽根なんかを撮るとローリングシャッター歪みは
起きるのですよ。だから今まで半信半疑でおりました。
ホウジャクのような小さい蛾などは、かなりの速度で羽ばたいて
いますので、Z6Ⅲでも、このようにローリングシャッター歪みは
起きました。
ちなみに、メカシャッターなら一切こういう歪みは出ません。
Z6Ⅲはメカシャッター搭載してます。あくまで電子シャッター
のメリットである静かなシャッター音とか、20コマ/秒の連写
が出来るので、使えれば最高なのですよ。
小鳥になると、ホウジャクほどの羽ばたき速度ではないので
イケるか? という試写でした。
あまりにボケているのは載せませんが、全部の写真を見ても
ほぼローリングシャッター歪みは目立ちません。
羽を横にまっすぐ伸ばしている写真では、ちょっと歪んでいる
のかな。角度の問題で、うん?怪しいな、っていうのはありますが
完全にこれは歪んでいるから使えないな、って写真は見受けられない
と思います。これは人によりますかね、あとは皆さんでご判断
くださいね。
それではどうぞご覧ください。
かなりトリミングしたこともあって、ピン甘なのも多いですが
ご容赦ください。
ホントはカワセミの真っ正面か真上から羽ばたきを撮ると
ハッキリするのだが、通常のこのような場面を撮る場合の
ローリングシャッター歪みを確めたかったので、これだけ撮れ
れば、まあまあなのかな。
しかし、af-c、ワイドエリアaf C2で、5×3あたりの
被写体認識af、動物で撮ったのですが、このような背景が
ごちゃごちゃしていて、しかもカワセミと背景が近いと
背景にピントが持っていかれたり、合わないことが多かった
です。
今回はDXモード、400mmf4.5、1.4テレコン使用。560mm。
シャッター速度1/3200 f7.1 AF-C ワイドエリアC2 5×3
これから試したいのは、AF-ONボタンに3Dトラッキングを
割り当てて、押している間は3Dトラッキングにしておいて
カワセミを捕まえておく。そんでカワセミが飛び出したら
AF-ONボタンを離して、ワイドエリアc2に5×5あたりで
連写するのを試してみたい。
飛び込み待ちしている、ボタン半押ししている時、ワイド
エリアではカワセミを常に被写体認識してくれず、たまに
背景にもっていかれたりして不安定です。
3Dトラッキングのほうが捕まえて離さないので、これを
試してみようと思います。
AFエリアモードはダイナミックSが一番機敏に反応するように
感じました。いろいろ試して、これから修行であります。
枝の中の動かない小鳥の場合、下手するとマニュアルフォーカスで
ないと合わないことも多くて、af-c シングルポイント以外合わないです。
これはもう少しセッティングと腕を煮詰めないとアカンと思いました。
でもね、Z6Ⅱと比べると、すごく良いです。咄嗟のオオタカの
飛翔とかも撮れるようになりましたから。
これで小鳥以上の飛翔ものは安心して電子シャッターで
撮ることが出来る気がします。連写してると、普通にピントを外す
こともありますので、ローリングシャッター歪みが20枚中
1枚くらいあっても充分な撮れ高だと思います。
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