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人間になりたがった猫 7月13日

2013年07月13日 23時46分00秒 | 観劇

ビデオ映像(2008年の上川ライオネル・小川ジリアン、2002年の栗原ライオネル・坂本ジリアン)でしか見たことが無かったので、今回チケットを取ってみました。
とは言え、8月の初め。
今月は予定も疎らで退屈気味だったので、あちらこちらの劇場のチケット状況を見ていたら、この日のチケットが。
思わず、ポチってしまいました。

夏休み前のためか、子供の姿が少なめ。
そんなこともあってか、上川ライオネルの猫の着ぐるみ姿での「みなさん、こんにちは!」には、誰も反応せず。
客席からも笑いが起きてしまった状況に、めげずに、もう一度。
今度は、少しだけの反応。
さらに、もう一度「こんにちは~!!」
ようやく客席からの元気な反応に、「嬉しい!人間と話が出来た!」が、上川君の本音にも聞こえたりしました。
歌声もダンスも、元気いっぱいで良いですね。
はだかの王様のスリッパや、リトルマーメイドのエリックと、割と近いポジションから観ていたのですが、それでもホッソリした感じです。
疲労感を感じないので大丈夫だと思いますが、最近は智恵さんやはるちゃんが暫く姿を見ないうちにホッソリしているので、ちょっと気になりました。
ジリアン役の美緒ちゃん、つま先から指先までダンスがキレイですね。
バレエをやっていた方の動きが、よく判ります。
ステファヌス役の石波さん、ステファヌス以外の姿で登場するとき、まだちょっと堅い感じがなきにしもあらずです。
意外とファンデーションがダークな感じなんですね。
タドベリの吉谷さんは、言うまでもないですね。
トリバー役の久居さん、佐藤夏木さんほどのチャキチャキな感じではないけれど、なかなか似合っています。
髭をたくわえたスワガードの加藤君、相変わらず良い声ですね。
スワガードと言うと、どうしても牧野さんの硬軟入り交じったユーモラスな姿がイメージにあるので、比較してしまうとまだまだ硬いですね。
公演数を重ねるにつれて、面白さが増してくれるのを期待したいです。
次回が、楽しみです。
風船屋の武智さん、こちらも良い声を響かせていて、ルックスも目を引きます。
ただ、私には小倉久寛さんのように見えて・・・。
送り出しの時に声を掛けたら、ちょっと照れ笑いをしていました。
石野さんが警官姿でライオネルとタドベリを網で捕らえたとき、上手の私のポジションからは見えなかったのですが、網が石野さんの肩の辺りから垂れ下がっていて、どこかに引っかかっているんだなと思いました。
後でセンターで観ていた友人から聞いたところ、帽子に引っかかっていたようです。
こんなこともあるんですね。
他に気になったのは、八百屋さん。
可愛い感じで、誰かなと?
熊本さんかなと思っていたのですが、友人からは熊本梨沙さんとのことでした。
あと、子供役の方。
見るからに、子供でした。
プログラムを見ると、澁谷陽香(しぶたに はるか)さんと言う方で、プロフ写真も子供のようです。
ここ3年くらいのキャストを検索しても出てこないので、最近入団されての初舞台でしょうか?

アルプなどでもピックアップされている白鳥の王様の火事シーンは、実際に観てみると上手く演出していますね。
炎の見せ方だけでなく、柱などに埋め込まれた小さなランプでの炎の表現も、なるほどと頷いてしまいました。

スワガードを助けた後、ライオネルの歌にホロッとさせれらますね。
私の隣の女性は、この辺りから涙を拭きながら観ていました。

この日の握手は、友人の後方からロビーへ向かったところ、下手側から出て直ぐに八百さん?から声を掛けられている友人の姿に笑ってしまいました。
私も八百さんから、アンサンブルさん(名前が判らない!)武智さん、熊本さん、久居さん、加藤君、じっちゃんが見えたのでスルー(ユタで流れ作業的な感じなのを知っているので)。
最後は、出口のところで美緒ちゃんに人気を奪われたわけでは無いでしょうが、ちょっとだけ手持ちぶさた気味だった上川君でした。

ステファヌス : 石波義人
ライオネル : 上川一哉
ジリアン : 小川美緒
タドベリ : 吉谷昭雄
トリバー : 久居史子
スワガード : 加藤 迪
【男性アンサンブル】
石野喜一
大村真佑
八百亮輔
武智正光
馬場礼可
北村 優
戸高圭介
【女性アンサンブル】
熊本梨沙
齋藤 舞
大森真理
澁谷陽香
若松小百合
鈴木晶子
江國冴香
渡辺智佳
松島明希
滝沢和貴

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