7月27日(土)の発熱外来を受診した70歳代前半の女性が、8月1日に再受診した。
7月20日に発熱(38℃台)があり、医療機関を受診してコロナ(COVID-19)と診断された。処方は対症療法薬で、抗ウイルス薬は処方されなかった。
微熱と咳が続いて、25日・26日と別の病院を受診した。コロナと分かっているので、診察・検査はなく処方だけしたのかもしれない。
27日は回転性めまいが発症して、救急要請した。まだ病棟にCOVID-19の患者さんがいて、さらに入院追加はできない状況だった。外来治療になるという条件での受け入れだった。
めまいで行った頭部CTは異常がなかった。コロナとしては胸部CTと血液検査が行われた。白血球10200・CRP12.3と炎症反応の上昇があり、胸部CTで左上葉に限局性の浸潤影を認めた。
ウイルス性肺炎ではなく、細菌性肺炎併発と判断された。幸い外来治療でめまいは軽快したので、抗菌薬内服で帰宅となった。
8月1日(発症後11日目)は直接内科外来に回された。経過をみる患者さんがいて外来を診ていたが、その日新患が多かったので(内科2診で診ていた)診てほしいと頼まれた。
7月29日にはすっかり解熱したそうで、食欲も良好で元気になっていた。抗菌薬を追加して飲みきりとした。
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