本日3回目のそば教室を開いた。
メンバーは最初から参加しているOさんと、今回初参加のNさん。
Oさんは蕎麦打ち台、捏ね鉢、麺棒、包丁を調達してやる気満々。聞いてみると、蕎麦打ち台と麺棒は中古で2,000円で手に入ったとのこと。
Nさんにはこちらで用意した道具で打ってもらった。
Nさんは神奈川から移住して3年になる。
登山の趣味があり、以前から親しくさせてもらっている。一頃脊柱管狭窄症で、手術をしたり、膝痛があったりでつらいじきがあったが、今は回復傾向。
蕎麦打ちに誘ったら是非やってみたいとのことで、初めての蕎麦打ち体験。
お二人が打つのをアドバイスしたり、見物したりして、気が付いたことがある。
自分では、普通なんでもないと思っていたことが、初めての人には意外に難しいこともあるのだと。
一人にアドバイスしていると、もう一人の方がおろそかになったりして、なかなか思うようにいかない。
ピザのように手で丸く熨す作業や、風呂敷のように四角に熨す作業は、もう形にこだわらず生地を均一にすることに主眼を置いた。
本当に重要なことは何なのか、一つ一つの作業の意味と、ポイントだけを簡単に説明した。
それでも、なかなかうまくいかず苦労している様子を見ていると、自分も最初はこんな風だったのだろうかと思ったりする。
OさんとNさんは初対面だが、神奈川に住んでいたことがあり、そちらの話で盛り上がった。
打ち上げて、一応繋がったそばができた。最初なので、ボロボロのそばではなく、繋がったそばができれば合格点。
切るのが難しいらしく、かなり太いそばになったが、ともかく自分で打ったそばだ。湯を沸かし試食。
『やっぱり自分で打ったそばは旨い』
濃いそば湯も味わった。
今回は高山製粉の縄文というそば粉を使った。
この粉は粗挽きで、黒い星(そば殻)が入った田舎風のそばが打てる。かなり香りが高く、いかにもそばという感じがする。
細く長くというのがそばではあるが、次回はもう少し参加者を増やしたいと思っている。
教えるのって、大変だ。改めて思い知った次第。
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杉の間伐材が無料で手に入る。
さっそくもらいに行ってきた。
皮を剥いた。
もっとたくさんもらってきて、黒板五郎さんのように丸太小屋を作りたいと、夢想する。
乾燥させなければならないし、置き場所がないので、ベンチか何か作ろうと思う。
そば打ちもそうだが、自分の手で何かを作るのって楽しい。
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