白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

梅雨明け

2011年07月09日 15時36分22秒 | 日記

『関東甲信越でも梅雨が明けたとみられる』という気象庁の発表があった。

今日は土曜日だが休日出勤。半日で終わったので、午後は畑仕事。

このところ畑の草取りに追われ、朝と夕方に豆トラで土をかき回しに行っていた。梅雨で雨が降ると草がどんどん伸びる。

今日は、ジャガイモを掘り上げた。大きいのも小さいのもあるが、モグラとの戦いの末の収穫だと思えば感慨もひとしお。

甘いとうがらし、ニンニクも収穫。

 

畑の収穫が終わり、自宅に帰って、収穫物を洗っていると大きな雷鳴が聞こえた。

いよいよ梅雨明けの合図だ。

雨も降り始めた。

ジャガイモはふかして塩で食べた。ホカホカしていてうまい。

ささやかな収穫祭だ。

これからは草との戦いから乾燥との戦いに移る。

ポリマルチという手もあるが、どうも好きではない。

敷きわらが一番いいのだが、手に入りにくい。

干し草でも敷くとしよう。

 

畑を借り、耕し、草を取り、肥料を与え、そうやって収穫した野菜たち。

もちろん無農薬だ。

新鮮で、安全で、うまい。

スーパーで買ってきた方が安いし、楽だと時には思うことがある。ずいぶん馬鹿げた非効率的なことをしていると思う。

だけど効率ばかり追い求めた結果が今のどうしようもない社会を作った。原発事故を招いた。

苦労しても、安全で安心できる社会の方がいい。

食べ物だって同じだ。

今、畑では枝豆が鞘を付け始めている。

ビールのつまみで食卓に上る日も遠くない。

 

 

 


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