そ~ぶエクスプレス

鉄道とか横須賀とか

秩父の氷柱を見てきた

2018-02-11 21:00:15 | 旅行

雪が降ったりしていて冬の寒さを感じるこのごろですが、さらに冬を感じるために秩父の氷柱(つらら)を見てきました。

秩父の三大氷柱として有名なのは、奥秩父の「三十槌(みそつち)の氷柱」、横瀬町の「芦ヶ久保の氷柱」、「尾ノ内百景氷柱」。今回は、そのうちの「三十槌の氷柱」と「芦ヶ久保の氷柱」を見てきました。

池袋駅から、西武特急のレッドアローちちぶ11号で、西武秩父駅へ目指します。今回は、おとくなきっぷ「秩父漫遊きっぷ」を使いました。往復運賃と、現地でのバス代もしくはお風呂代、お土産代に使えるクーポン券がついています。

西武秩父駅について、びっくり!「三十槌の氷柱」に向かうバス(急行三峯神社行)を待つ列が長い。

「長すぎる。絶対に乗り切れない。」と、不安に思っていたら、バスの営業所の方が「もう1台来ますから、安心してください!」。よかった。出鼻からくじかれてしまうかと思いました。

2台での運行でしたが、当然座れず50分ぐらい立ちっぱなし。

ようやく、最寄のバス停「三十場」で下車。歩道のない道路を10分ぐらい歩いて、ようやく到着です。

これが、「三十槌の氷柱」。地下水や雪の解けた水が、凍って氷柱になっています。神秘的です。

こちらは、上部から水を流してできた人工の氷柱です。写真では分かりにくいですが、天然ものにくらべて、青がかっていました。こっちの氷柱をかき氷にすると、頭がきーんとするのかな?

かき氷のくだりの話は、いたるところでされていましたw

帰りは、ここに来た客が集中して、バスの積み残しが懸念されたので、さらに秩父の奥の秩父湖に向かって、そこからバスに乗ることとしました。秩父湖は、国交省が管理する二瀬ダムがせき止めた人工湖です。

 

 

秩父湖バス停からは、二瀬ダムを眺められる展望台がありました。重力式アーチコンクリートダムだそうです。重力式と、アーチ式が合体?しているということなのかな?よくわかりませんw

ダムに来ればもちろんダムカード!ダムのそばの二瀬ダム管理所で配布を行っていました。窓にでかでかと「ダムカード有ります」の文字が!

入口に入ってすぐのところに、「1人1枚ずつお持ちください」と。職員の手渡しではなかったのですね。

帰りのバスを待っている30分ぐらいに、4組取りに来ていました。なかなか人気です。

 

秩父湖バス停からバスに乗るものの大混雑。無理やり乗り込みました。当然、「三十槌の氷柱」最寄りのバス停では乗り切れない人が20名ほど発生。秩父湖から乗って良かったと思った次第。けれども、混雑したバスに1時間も乗りたくないので、途中の三峰口駅から秩父鉄道に乗り換えました。途中、踏切で今まで乗ったバスとすれ違いましたw秩父駅の改札を降りたら、ちょうどバスが着いたようでした。時間は変わらなかったのね。

秩父駅に着いてからは、駅に設置されている温泉施設「祭りの湯」を堪能。ちょっと人が多くて、入れなかった風呂があったのが残念。

つぎに、秩父駅から芦ヶ久保駅に向かいます。駅から、10分歩くと「あしがくぼの氷柱」です。

 

 

あしがくぼの氷柱では、ライトアップをしていました。ここは天然ものではないようですが、ものすごい見応えがあります。

ライトアップがなんとも言えない!

見ていると色が変わりました。ここも人が多かったです。

帰りは、芦ヶ久保駅に臨時停車するレッドアローに乗りました。満席でした。

しかも、乗車したレッドアローは、クラシックレッドアローでした!!雲海を見に行った時の列車です。なんか縁を感じてしまうな。1年でこんなに頻繁に秩父に行くとは思わなかったです。

 

 


金毘羅さん参りに行ってきた

2018-01-12 23:35:00 | 旅行

昨日から、四国(特に香川県)に出張中。

香川県の琴平に泊まったので、金毘羅さんを参拝してきました。金毘羅さんといえば、長い石段。本宮までは785段あるそうだ。最初は、段数を数えていたけれど、だんだん上るのにしんどくなって数えるのを忘れてしまったw786段だと、なやむ(悩む)になるので、無理やり785段にしているという話もあるようだ。

仕事の都合上、太陽が顔を出してから階段を上っていては、到底時間に間に合わないので、日の出前の6:00にホテルを出発。とても寒い。隣の徳島のほうでは、大雪で高速道路が通行止めになるくらい、寒気がすごかった。そんなこともあって、すれ違う人はいなかった。当然かw

日が上がる前に本宮に到着。思えば、大学生活最後の旅行に、ここに来たっけ。10年以上の前の話です。健康のこととか、仕事のこととかをお祈りしました。そして、金色のお守りを購入。

本宮からは、日の出前の高松の風景が見えました。中央に映っているのが讃岐富士。瀬戸大橋のライトアップが見えました。写真の左側。

参拝もおわり下山。階段を降りるときのほうが、膝への負担が大きい。1日中膝が痛く、足をひきずるように歩く羽目に・・・。下山すると、参道にあるお店でソフトクリームを売っていることを発見。店はまだ開いていないけれど。「かまたまソフト」なるものが売っている。ネギがソフトクリームに乗っているではないか!?どんな味がするのだろう?

せっかくなので、「かまたまソフト」ではなく。讃岐うどんの「かけ」を近くのうどん屋さんで、食べました。まだ、店が開いていなかったけれど、店の前にいたら、早めにあけてくれました。感謝!

朝からうどんも、なかなか行けますね。おいしかったですよ。

 


立山黒部アルペンルートを行く

2017-11-04 23:07:07 | 旅行

富山駅前のビジネスホテルから、今日は立山黒部アルペンルートに行きます。富山地鉄の富山駅から特急に乗って立山駅を目指します。特急は、京阪で使われていた特急列車の車両です。結構混んでました。

立山駅からは、ケーブルカー。紅葉が一段と濃くなります。

ケーブルカーを降りて、美女平駅周辺を散策しようとしましたが、あいにくの雨。雨のなかを大した装備を持たずに歩くのは危険と判断して、おとなしく高原バスに乗って室堂駅を目指しました。

途中から、吹雪。

室堂駅前は、こんな感じ。立山の山々がまるで見えませんw

 室堂駅からはトロリーバス。バスのように見えますが、無軌条電車です。

大観峰駅からはロープウェイ。外は、真っ白で何も見えませんでした。

ロープウェイを黒部平駅で降りてお昼ごはん。黒部のダムカレーを頼んだつもりが、雪の大谷カレーでした。しまった!雪の壁の間をバスが通るイメージだそうです。ダムカレーは、黒部ダムの湖畔にあるレストハウスで食べられます。

黒部平駅からは、ケーブルカー。降りると黒部ダムです。標高もだいぶ下がってきましたが、吹雪いていましたw

寒かったので、ダムを見下ろせるレストハウスへ避難?

アルペンルートも後半になってくると、だいぶ疲れてきてしまいました。

ダムから扇沢駅までは、再びトロリーバス。近い将来、トロリーバスから電気バスに変わるみたい。

扇沢駅からは、特急バスで長野駅へ向かいました。

吹雪いていなければ、いろいろと散策したんだけども、サクサクと行程を進めてきてしまったため、長野駅から乗る新幹線の出発時間まで、だいぶ余裕ができてしまいました。

その時間を使って、善光寺を参拝。そして、「おやき」を頂きました。

 


紅葉真っ盛りの黒部峡谷へ行ってきた

2017-11-03 22:26:49 | 旅行

とある事情で夏にどこも行けなかったので、11月の3連休を満喫することに。行き先は、黒部峡谷。前から行きたかった場所です。東京からは、北陸新幹線はくたかでビュンと。朝6時台の新幹線でした。早い!

黒部宇奈月温泉駅から富山地鉄の新黒部駅に乗り換えます。駅前には、黒部峡谷を走った機関車が展示されていました。

今回は、事前に申し込んだ「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」の受付をするため、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅に早めに到着しました。出発時間まで時間があったので周辺をぶらぶら。山彦橋から黒部川を渡る列車を撮影。紅葉が映えます。この時期に来てよかった。

山彦橋を渡ると宇奈月ダムが見えました。もう少し時間があれば、近くまで行ってダムカードをもらいに行きたかったな。

11:30過ぎに列車が出発しました。事前に申し込んでいて必ず座れると油断していたら、トイレでちょっと遅れて行ったら川側の席が全部埋まっている。そもそも座る場所が4席ぐらいしかない。早めにホームに降りればよかった。

でも、座席からはエメラルドグリーンに輝く黒部川を見ることができました。水深と太陽光の関係からエメラルドグリーンに見えるそうです。受付の人いわく、こんなにきれいに見えるのも年に何回かぐらいだそうで、今日のツアー客の普段の行いが良かったのが原因とか。信じるか信じないかはあなた次第w

列車が進むと、中世のお城のような建物が出てきます。実はこれ発電所。なかなか凝った建物です。

ところどころで、上下線の入れ違いで停車しました。山を登っていくごとに、一段と紅葉が深くなります。

そうこうしているうちに、欅平駅に着きました。1時間くらいかな。そして、今日の最大の目的、それはパノラマ展望ツアー。今回のこのツアーでは、一般に開放されていない関西電力の施設内を通って、黒部の山々を展望しにいくというもの。

欅平駅のホームで待っていると、トンネルの中から、ツアー専用の機関車とトロッコがやってきました。ここからは、関西電力の専用鉄道です。ヘルメットの着用が義務付けられました。

通ってきたトンネル。

専用列車でスイッチバックしながら、トンネルの奥に進んでいくと、竪坑エレベータがありました。このエレベータは、この区間の勾配がきつくて、資材の運搬ができないことから、設置されたとのこと。もともと、この専用鉄道は黒部の発電所を作るために資材運搬用に作られたものですからね。

トンネル内には、黒部第四発電所に向かう列車が待機していました。

一行は、さらに進みます。こんな急勾配なところを歩きました。黒部ダム建設当初は、このトンネルの上部にウインチをつけてトロッコを引っ張って、資材の出し入れをしていたとのこと。

トンネルを出ると登山道を行きます。途中、木の橋を渡っていきます。ちょっと怖い。

登山道を登っていくと、雪をかぶった立山の山々を見ることができました。綺麗な景色です。来てよかった。

その後、欅平駅まで戻ってきてツアー終了でした。欅平駅付近の猿飛峡まで行ってきました。紅葉がきれいでした。

欅平駅を17:00前に出発しましたが、窓が無い車両のため、帰路は寒かったです。

 


SLパレオエクスプレス号に乗りました

2017-03-18 23:57:53 | 旅行

秩父の雲海鑑賞のつづき。

雲海鑑賞のツアー終了後、西武秩父駅からタクシーで武甲温泉へ。夜通し、外にいたので汗を流すための温泉です。温泉には、同じツアー客がたくさん来ます。考えることは同じですw

その後、秩父鉄道の御花畑駅へ。かわいい名前の駅です。御花畑駅では、秩父のB級グルメ「味噌ポテト」を食べます。揚げた芋に味噌がついているシンプルなもので、味もシンプル。

そこから、秩父鉄道のSL「パレオエクスプレス号」に乗車。三峰口へ向かいます。車内放送は、秩父出身の林家たい平による秩父沿線の案内でした。

ヘッドマークについている「First Run」ってなんだろう?と考えていたら、今日が今年度のSLが運行開始日だったのです。よく調べてこなかったので、嬉しさ倍増。記念乗車票ももらえてラッキー!

沿線には、カメラを持ったマニアの他にも、運行を心待ちにしていた手を振る地元の方々がたくさんいました。中には、線路の近くまで来ている人もいて、大丈夫か?と思うこともしばしば。そのたびに、SLの汽笛が聞こえてきたり。

三峰口駅では、転車台でSLの向きを変える様子も見ることが出来ました。

三峰口駅には、第二の人生を歩む「東急大井町線で走っていた列車」が止まっていました。大学に行っていた頃にはお世話になりました。

三峰口駅からの帰りもSL。SLに乗らないと、帰れないから・・・。秩父駅で下車。西武秩父駅から離れている。

近くの蕎麦屋「武蔵屋」で遅めのランチ。人気店で昼には長蛇の列ができると聞いていたので、わざと時間をずらしたけれど、15:00前でも待っている人が・・・。店内に入ったら、待っている人(2人)が、順番を譲ってくれたので待たずに入れましたw

マイタケの天ぷらとセットで注文。そばがおいしかったです。