専用部品の落とし穴

入院していた私のロードバイク、退院して来たのはいいのですが、またまた問題が発生してしまいました。


シートの位置を少し上げようと思い、ネジを緩め高さを調節しようとしました。調節し終わってネジを締めようとしたとき、「バキッ」と変な音。この後、ネジは空回り。よく見るとネジが折れているではありませんか。








ネジのめすの部分は、このシートポスト側にあり、その中に完全にはまってしまっています。このシートポストはカーボン製であり、所定のトルクでネジを締める必要があります。ちゃんとトルクレンチを使って正しいトルクで締めていたのですがねぇ、


やっかいなのが、このシートポスト。バイクのフレーム側はこのような形をしています。





従って、このバイクのメーカーTrekが作っている専用部品しか使えません。急いでバイクショップに逆戻りして、このシートポストを注文しようとしたのですが、全く在庫がなく、メーカーに作る予定があるかどうかも分かりません。


途方に暮れていると、「eBayで探してみたら？」というバイクショップの何とも無責任なアドバイス。仕方ないので、家に帰ってeBayで検索して見ると、１つだけ同じものがオークションに出ていました。すぐにBidしましたが、果たして競り落とせるかどうか。


専用部品を作っていながら、その部品の在庫がないとは何事かと、ちょっと頭に来てしまいました。今後、Trekのバイクを買うことはないかも知れません。


ということで、今日のランチライドはコイツで挑みました。





このバイクは、基本的に１人で乗るように出来ているので、グループライドには向きません。基本ポジションはバーの上に肘を載せて、バーの先で変速します。ただし、ブレーキをかけるときは、手をハンドルの方に戻さなければなりません。つまり、変速するときとブレーキをかける時のポジションが全く違うのです。


グループで乗るときは、常にブレーキに手が届く状態にしておかねばならないので、肘をバーに載せることが出来ません。すると変速をする時に、いちいち手をハンドルからバーに移さなければならないのでとても不便なのです。

早く、ロードバイクを復活させないと...





「まあまあ、あせっじゃいげまぜん。どうせごんじゅうはれーずでじょ。」


そうでした。せっせとトライアスロンバイクに乗った方がいいですね。


では。