これって愛社精神？

某AT&*のDSLを使い始めて、多分６年くらいです。周りのインターネットのスピードが速くなっている中、うちのDSLのスピードは最大5Mbps。場合によっては、2～3Mbpsです。ちょっと前、GoProで撮った「おやじセンチュリーライド」の７分のビデオをYouTubeにアップロードした時は、何と５時間もかかりました。おまけに、よく"no connection"状態になり、「お父さん、うちのインターネットどうなってるの？」と息子から苦情が頻繁に来る始末。


ということで、きのう、インターネット接続をDSLからCable Modemに切り換えました。実は、この変更は綿密な計画の下で行われました。私の仕事は、通信関係の半導体チップの設計。やっぱり通信関係の装置に使うチップは自分の会社の製品でないとねぇ。


最近は、インターネットで型番を調べれば、どの装置にどこの会社のチップが使われているかが、すぐに分かります。ということで、今回導入したのは、全て我が社の部品が使われている装置です。





右からWireless LAN Router、Cable Modemの順です。そして、一番左は、１ヶ月ほど前に導入したSatellite Settopボックスです。


Satellite Settopボックスを更新した時は、他の２つのボックスも新しいものになったので、この１ヶ月で、かなりの数の自社の製品を使っている装置を導入したことになります。


これって、いわゆる「愛社精神」ですかね？　というよりも、ただ競合他社に儲けさせたくないだけだという話もあります。でも、最近のThanksgiving近辺のセールで、ほとんどタダ同然の値段でこれらの装置を買ったのはナイショです。



さて、インターネットプロバイダー変更の成果はこんな感じです。





左がDSL、右がCable。上の数字がダウンロード、下の数字がアップロード（どちらもMbps）。どちらも10倍以上速くなって、めでたし、めでたし。


装置に使われているチップを調べて、使用前、使用後のスピードを比べて喜んでいるとは、本当にオタクですね。まあ、だてに長年エンジニアやっていません。



そんなことに全くお構いなし、なのがコイツ。





インターネットが速くなろうが、うちの会社儲かろうが、「おいじいものがもだえないなら、あだじはどうでもいいでずぅ」ですと。


そりゃそうだ。


では。