自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

Julie退院☆☆☆!!!

2016-01-12 17:23:32 | ゴールデン
この日がこんなに早く来るとは、ついこの間まで考えられませんでした。本当に、本当に、本当に、嬉しいです。


今朝、ドクターから電話があり、「腸の縫合部から漏れはなく、その他の検査の結果も問題なし。鼻に付けていたチューブも、点滴用の針も全て取りました。Julieは今日退院出来ます」と言ってもらいました。


仕事を早めに上がり、さっきJulieを迎えに行って来ました。






私を見たとたん、尻尾をブンブン。きのうよりももっと、もっと元気になっていました。まだ完全ではないですが、ほぼ元のJulieに戻ったのではないかと思う程です。





本当にもう言葉で表せられないくらい嬉しいです。





6日前に、2回目の手術の後、ドクターから電話がかかって来て、「Julieを永遠の眠りにつかせるか、3回目の手術にトライするか?」と聞かれた時は、本当にどん底でした。


どっちかと言うと、悲観的な私は、「2回も失敗して、3回目に成功するなんて、あり得ない。このままJulieを永遠の眠りにつかせようか。」と真剣に考えました。でも、かあさんの、「もう1回だけチャンスを与えて」というお願いもあり、最後のチャンスにかけることにしました。


手術する前にJulieに会いに行った時、「俺はなんて残酷な考えが頭をよぎったんだろう。こんなJulieを永遠の眠りにつかせるなんて、とても出来ない。」と思いました。


そして、手術後3日間、Julieの容態に改善が見られなかった時は、正直言って、「もうダメだ。覚悟しなくては。」と思っていました。ブログには書きませんでしたが。


そして、1日、1日、時が流れるのがものすごく遅く感じ、4日目、5日目と指折り数えて待ちました。Julieが初めて自分でエサを食べるのを見た時は、もう天にも昇る気持ちでした。



今日、Julieを迎えに行った時、ドクターに心配に思っていることを色々質問しました。


- いったい合計で腸のどれくらいの部分を切りとったのか?
- これからJulieは、元の通りに体重が戻り、完全回復するのか?
- 今後、縫合部が破ける可能性はないのか?


最初の質問の答えは、腸全体の40%を切り取ったそうです。驚くことに、腸は70%切除しても機能するそうです。この手術がどれほど大手術だったかは、Julieの傷跡の大きさを見れば、一目瞭然です。ちょっとまだグロイので、ここには載せませんが、ざっと見た感じ30cmくらいです。Julieのお腹が全体で50cmくらいであることを考えると、どれだけ大きく切ったかが想像できると思います。それも3回もです。


そして、残りの2つの質問に対する答えは、「全く心配することなし」だそうです。腸が60%残っていれば、全く問題なしに栄養分を100%吸収出来るそうです。縫合部の心配は、今の時点で大丈夫であれば、また破ける可能性は非常に少ないとのことです。


後から執刀医に聞いた話ですが、3回目の手術の後回復した例は、Julieが2匹目だそうです。手術する前に、3回目で腸がくっついた例があると聞いて、3回目にチャレンジする決心が出来たのですが、これまでに1例しかないという話を予め聞いていたら、諦めていたかも。そう考えると、怖いですね。



今日は、本当に心から安堵の気持ちで一杯です。普段Julieが居て当たり前の生活から一転して、Julieが居なくなるかも知れないという状況に直面してみて初めて、我々がJulieからどれだけたくさんの幸せをもらっていたかということが、痛いほど分かりました。


Julieは今7歳5か月。ゴールデンリトリバーのような大型犬の平均寿命は、大体10~12年。これから私たち家族とJulieに残された時間はそう長くはないですが、Julieとの1日、1日を大切に過ごして行きたいと思います。


このブログを見て、励ましのコメントを送って頂いた方、プライベートメッセージを送って頂いた方、そして心の中でJulieの生還を祈って頂いた方、皆さん、本当に有難うございました。Julieがこうして無事に我が家に帰って来たのは、本当にみなさんのおかげだと思います。私は普段、こういうことは言わない人間なのですが、今日は心の底からそう思います。


本当に有難うございました。


小心者で、涙もろくなったJulieの飼い主でした。