自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

悲しいけど仕方ない...

2016-07-15 13:10:08 | ゴールデン
ご無沙汰しています。今回はサボっていた訳ではなく、色々とあり中々ブログを書く気になれませんでした。


アメリカの独立記念日の2日前に、Julieをビーチに連れて行ったことは、前回のブログで書きました。次の日は、かなり疲れていた模様で、家の中でぐったりしていました。「相当疲れたんだろうな」と思っていたのですが、そのぐったりな感じは独立記念日の当日も続きました。


そして、7/4の午後におやつをあげたのですが、食べようとしません。「これは普通じゃない」と直感しました。食いしん坊のJulieが物を食べなくなる時は、いつも危険な兆候です。独立記念日はアメリカの祝日なので、普通の病院はオープンしていません。でも、翌日まで待つべきではないと思い、去年の終わりから今年の始めにかけてお世話になったペットの救急病院にJulieを連れて行きました。


血液検査、尿検査では特に異常なし。でも、発熱していてぐったりしているので、ウルトラサウンド(超音波検診)をした方がいいとのこと。そして、ウルトラサウンドをやってもらうと、お尻に近い部分のリンパ腺が腫れて、直径6cmにもなっているということが発覚し、即入院。リンパ腺に大量の膿が溜まっていたようです。とりあえず、点滴で抗生物質を投与し、リンパ腺の腫れが引き、発熱が収まるかどうかを一晩見ようということになりました。


翌日、ドクターから電話があり、「発熱が続いており、症状の改善が見られない。手術してリンパ腺を取るしか方法はない。このままにしておくと、Julieはダメだろう。」と言われてしまいました。もう手術するしか方法はありません。ドクターに手術をお願いし、手術結果の報告を待ちます。7/5の夕方ドクターから電話があり、「手術は成功、悪い部分は全部取った」とのことです。


次の日、担当のドクターから電話があり、「発熱も下がり、ごはんも食べている」という連絡がありました。「手術は可哀想だったけど、Julieは元気になったみたいで、よかった、よかった」と家族みんなで喜んでいました。この日面会に行きましたが、Julieはグッタリしていたものの、比較的元気。ちょっと安心しました。





ところが、喜びも束の間。次の日(7/7)、ドクターから電話があり、「ちょっと相談しないとダメなことがある、時間はあるか」と言います。「大丈夫。何ですか?」と話を始めると、「取った組織をラボに送って調べてもらったら、ガンの組織が見つかった。手術の傷が回復したら、抗がん剤治療を始めた方がいい。抗がん剤の治療を行うと、Julienの余命は1年から2年くらい。抗がん剤を打たないと、あとどのくらい生きれるか分からない。」とガンの宣告をされてしまいました。


もう、「ガガーン」というショックです。家族みんなにこれを報告すると、みんなショックを受けていました。コロラドでインターンシップをしている長男は、「仕事が手に付かない」と言います。私もこの日は、ほとんど仕事になりませんでした。


ゴールデンリトリバーは、ガンにかかりやすい犬種として知られています。Julieも、10歳を過ぎると気を付けないとなぁ、と思っていました。でも、こんなに早くガンの宣告をされてしまうとは... でも、これだけは仕方ないですね。私に出来ることは、限られています。この後、1年になるか2年になるか分かりませんけど、出来るだけJulieを可愛がってやることしか私には出来ません。


先週は、かなりガックリしていましたが、今はすっかり立ち直りました。


Julieは、7/8日に退院し、今日で手術後9日ですが、とても元気。95%回復という感じでしょうか。





いや~、犬の回復力には本当に驚いてしまいます。こんな、大手術をしたっていうのに。





傷口の大きさは、40cm以上はあるかと思います。まだ、ホッチキスがバチバチ付いています。来週の火曜日に、抜糸(というより抜ホッチキスですね)と抗がん剤のコンサルテーションに行って来ます。何とかJulieに最善の処置をしたあげたいものです。大事な家族の一員ですから。



さて、トレーニングの方は、「そんな状態ならお休みかな?」と思っておられるかも知れませんが、結構頑張っています。


Julieが頑張っているんだから、私も頑張らないとねぇ。


では。