自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

人の有難さ

2010-12-16 23:43:19 | ゴールデン
この2日間、ちょっと仕事が大変でした。月曜日に、自分が担当した製品が工場から上がってきたけど、思ったとおりに動かないという話を書きました。色々原因を調べているうちに、私のチームが担当している部分にミスがあることを発見してしまいました。


1月にはショーがあるし、お客さんには、何千というサンプルを1月に届けるという約束をしています。おまけに来週末はクリスマスで、大勢の人が休みを取る予定にしています。


設計し直しということになると、会社にとてつもない金額の損害をもらたし、多くの人のクリスマスの計画を台無しにしてしまいます。はっきり言って、私にとっては絶体絶命のピンチです。


会社の会議で、この状況を説明し、「本当に申し訳ない。何とか協力をお願いする。」と頼んだところ、みんな自分の仕事を放り出し、問題の解析を開始します。「そんなに1人で抱え込む必要はない。」とか、「みんなの共同責任だから心配するな」と励ましの言葉をかけてくれます。


結局、問題解析の途中で、ソフトウエアのバグが発覚し、それを修正すると、私が担当した部分の問題は、製品にそれ程大きな影響を与えないことが分かりました。もう、地獄に突き落とされ、その後、天国に引き戻されたような感じです。


この状況を説明し、協力してくれたみんなへのお礼のメールの中で、


"It was such a roller coaster day. I think I aged 5 years in one day!"


と書いたところ、「その気持ちはよく分かる。でも、よくやった。」というような内容のメールを多くの同僚からもらいました。


本当に、「人の有難さ」というのを痛感した、私にとってはとても貴重な一日でした。人生、生きてると、いいことがあるものですね。


家に帰って、Julieにも「よかった、よかった」と報告しましたが、Julieは喜んでいる私よりも、もちろんこちらの方が大事です。





味のないレタスでも、Julieは大好きです。





チキンタイプのおやつは、もちろんもっと好きです。


今日はぐっすり寝れそうな飼い主でした。


では。





1日に2回も...

2010-12-14 23:15:53 | ゴールデン
これは日曜日の話ですが、1人で海沿いのバイクライドに出かけました。海を見ながら自転車に乗るのは気持ちいいな、と思いながらペダルをこいでいると、ちょっと変な乗り心地です。ふと、タイヤを見ると、後ろのタイヤがパンクしているではありませんか。


急いで路肩に止まり、サドルの下の小さなバッグに入っている予備のチューブを取り出し、チューブ交換。圧縮した二酸化炭素を注入して、パンク修理完了。


目的地のHungtington Beachまで到着して、波のチェック。





ちょっと遠くてよく分からないかもしれませんが、なかなかいい波です。これは波乗りに来た方がよかったかなと思いつつ、帰路に着きました。走り出して数分で、また変な感触です。


後ろのタイヤを見ると、何と再度のパンク。もう「あちゃっー!」という感じです。何せ、家から25kmも離れています。通りがかりの人にチューブを譲ってもらおうかとも考えましたが、結局、かあさんに電話して迎えに来てもらうことにしました。


迎えを待っている間に、タイヤを取り外し、2回も続けてパンクした原因を調べていました。よく見ると、直径0.3mm、長さ5mmくらいの針の先のような金属が、タイヤの内側に突き刺さっていました。


最初のパンクの時に、タイヤまでよく調べるべきでしたね。いい教訓です。忙しいのに、わざわざ遠くまで迎えに来てくれたかあさんには、感謝、感謝です。


さて、今日のJulieです。





いつものように、テーブルの下、椅子の下が大好きなJulieです。日曜日のタイヤパンク事件で、お風呂に入る時間がなくなってしまったJulie。今週末は、何としてもお風呂に入らねば... ちょっと犬らしい臭いになってきています。


では。


久しぶりに疲れました

2010-12-13 23:12:15 | ゴールデン
アメリカに来てから、平均すると帰宅は7時前後。8時過ぎると、かあさんから「何かあったの? 大丈夫?」と連絡来るくらいです。日本のサラリーマン事情から考えると、ちょっと申し訳ない気がします。


どんなに忙しくても、時間が来たら「残りは明日にしよう。帰えろっ。」というのがアメリカンスタイルです。でも、今日はちょっと違いました。週末に自分がデザインした製品が工場から上がってきて、来年明けてすぐの展示会に間に合わせねばなりません。


しかも、自分が担当した部分に問題がありそうな雰囲気です。「うーん、これはヤバイ」と思いました。セールスのボスから、「何とかしろ!直ちに!」とちょっとやばい雰囲気のメールが入ります。さすがに、のらりくらりの私でも、「何とかせねば」と思ってしまいました。


ということで、今日は11時帰宅、それから夕御飯、と日本での生活を思い出すような一日でした。こういう生活が長期にわたらないことを望む飼い主でした。


さて、Julieは、私が帰ってくると、元気に歓迎してくれるのですが、かあさんのマッサージがやはり一番のようです。





これをやっていると、Julieは余程気持ちがいいようで、顔は恍惚状態です。普段もこれくらい、しおらしければいいのですがねぇ。





では。


Foggy beach and Xmas party

2010-12-12 23:56:52 | ゴールデン
最近、ブログをサボりがちの飼い主です。どうかご容赦を。


まずはきのうの分です。きのうの朝は深い霧の中、波乗りに出かけて来ました。





まず、水に入った瞬間、「これはダメだ」と思ってしまいました。とにかく水が冷たく、「30分が限界かな」思うほどでした。ところが、15分もすると不思議と水の冷たさに慣れてくるものです。1時間半ほど波乗りをして、体も冷えてきたし、そろそろ上がり時かなと思っていると、波が次第によくなってきました。霧も濃くなって、他の人もどんどん上がってしまい、波、取り放題状態になったのです。久しぶりだったということもあり、結局3時間近く波乗りをしてしまいました。寒かったけど、楽しかったです。


さて、夜は会社のXmas Partyです。海沿いのホテルに、私が所属する事業部の人間が300人ほど集まり、盛大なパーティとなりました。





こういうパーティーでは、基本的に飲み放題です。酒飲みの私にとっては、とっても有難いです。しかもきのうは、会社の同僚が家まで迎えに来てくれて、帰りも送ってくれたので、パーティーでは飲みたいだけ飲むことが出来ました。


生バンドの演奏もあり、かなり盛り上がりです。しかも、リードギターのロン毛の彼は、私がいつも一緒に仕事をしている同僚です。彼は、学生時代には一時プロを目指していたくらい、演奏がうまいんです。しかも、頭が無茶苦茶キレます。私が最も尊敬している同僚の1人です。





パーティーが盛り上がってくると、ダンシングタイムです。結構みんなダンスが好きなんですよね。そして最後は、iPadが当たるくじ引きです。こういうくじ引きでは、全くくじ運のない私には、iPadなんぞ当たるわけはなかったですが、当たった人はもちろん大喜びでした。


このような大人数のパーティーにしては、食事もおいしく、なかなか素晴らしいパーティでした。


さて、Julie子はというと、





バタバタ動き回っていた家族に、あまり相手にしてもらえず、ちょっと退屈な土曜日でしたね。


うーっ、眠たくなってきてしまいました。今日の分は、明日に回したいと思います。


では。



小学校のプロジェクト

2010-12-09 23:35:56 | ゴールデン
まあとにかく、アメリカの学校というのは、いわゆる「プロジェクト」という宿題がしょっちゅう出ます。今回は「California Missionを調べて、そのモデルを作る」という、ちょっと厄介なプロジェクトです。


「California Mission」というのは、18世紀から19世紀にかけて、Californiaに入植してきたスペイン人によって作られたキリスト教伝道の寺院みたいなもので、San DiegoからSan Franciscoにかけての海沿いに21箇所あります。これを子供達が手分けして調査し、その模型を作るわけです。


私にはこの厄介なプロジェクトの意図が全く分かりません。Missionの歴史をさらっと調べるのはよしとしても、なぜ手をかけて模型まで作らせる必要があるのか疑問です。これは少なくともこのあたりの小学校では共通のプロジェクトです。どこかの学校が始めて、いつのまにかそれが慣習になってしまったのではないかと思います。


まあ、文句を言ってても仕方ありません。とにかくプロジェクトを進めねばなりません。そして、このプロジェクト、子供だけで出来るものではありません。はっきり言って、親のプロジェクトに近いです。プロジェクトの説明書きにも、「親に手伝ってもらってよい」とはっきり書いてあります。やれやれ、という感じです。といっても、大変なのは私でなく、かあさんです。この2~3日これにかかりっきりです。


まだまだ建築中ですが、途中経過はこんな感じです。





働きは、かあさん8割、息子2割という感じですかね。1週間後が締め切りです。さてどのくらい素晴らしい「かあさん」の作品が出来るでしょうか。


さて、Julie子は模型を作るのに使った発砲スチロールの切れ端を食べて、ウンPに出てきたくらいで、特にじゃまもせず、作業をしている2人の下でおとなしくしているようです。





Julie、このプロジェクトが終わるまでは、おまえはなかなか相手にしてもらえないぞ。今度学校におにいちゃんを迎えに行った時に、先生にワンワン吠えて文句言ってもいいからな。


では。




Cube参上

2010-12-07 23:26:14 | ゴールデン
今夜、私のチームの女の子と、その子が飼っているCube(キュービー)がうちにやって来ました。





実は、この子は12月の終わりから、1ヶ月程故郷の香港に帰省する予定で、愛犬を預かってくれるところを探していました。「Cubeがうちに来て、問題なければ預かってあげてもいいよ」と言ったら、「本当にいいですか」ということになり、今晩「お試し」にうちへ遊びに来ました。


Cubeはものすごくいい子で、何の問題もありませんでした。が、しかし、問題はこやつ。





それも大問題です。Cubeと遊びたいのは分かるのですが、体のサイズが自分の1/3くらいであることなど全く関係なしで、ラフに襲い掛かっていきます。攻撃するつもりはないのですが、「遊ぼ、遊ぼ」の気持ちが、どうしても「パンチ」や「ガブッ、ガブッ」になってしまうのです。


Cubeがたじろいで後ろに下がりと、今度は壁際に追いやるし、もうお姉さんの面目丸つぶれです。Cubeは9ヶ月、Julieは2歳4ヶ月です。Cubeの方が余程落ち着いてどしっとしていました。





子供達は、Cubeを預かりたいのですが、今日のようなJulieだと、はっきり言って全くダメですね。Julieのしつこいこと、しつこいこと。


最後は、JulieはCubeを追い掛け回し、CubeはJulieに追い掛け回されて、この通り、2匹ともグッタリです。





Cube、せっかくうちに来てくれたのに、Julieが悪さばかりして、ごめんよ。


Julie、お前はCubeよりも2歳近くおねえさんなのに、9ヶ月の可愛いパピーを追い掛け回して、恐がらせてはダメじゃないか。


ひょっとしたら、お前の妹分が1ヶ月ほどうちに来るかも知れなかったのに、ちょっと無理そうだな。もうちょっとおねえさんにならないと...


では。



大阪の味

2010-12-05 23:14:32 | ゴールデン
今週末は、息子を試験に連れて行ったり、ホッケーの試合に連れて行ったりで、忙しい2日間でした。この2~3週間全く波の無い状態が続いており、サーファー達は、ほぼ「あきらめ」状態です。


水温も10℃ちょっとと、ほぼ海に入るのが限界の冷たさまで来ています。超寒がりの私には厳しいものがあります。ちょっと水温が上がるまで、お休みですかね。


さて、今晩は久しぶりに、大阪の味「お好み焼き」を作りました。





私は料理は全くといっていいほどやらないのですが、お好み焼きとたこ焼きだけは私の担当です。かあさんが、「関西人と結婚して良かった」と思える唯一の瞬間だそうです。


キャベツは、千切りではなく、みじん切りの大き目のものにします。こうすると、ザクザクという感じではなく、フワフワの食感になります。生イカ、エビ、そしてこれがキーなのですが、「切りイカ」を入れます。これを入れるか入れないかでかなり味が変わってきます。


さらに「桜エビ」があるともっといいのですが、今回はちょっときらしており、桜エビなしでやりましたが、それでもおいしかったです。そして、鉄板に広げた後に、豚肉をのせます。この豚肉を焼いたときの「カリカリ感」がお好み焼きには欠かせませんね。


このお好み焼きをホクホクやりながら、ビールを飲んでいると、「日本人に生まれて本当によかった」と思いますね。



さすがのJulieも、このお好み焼きにはありつけませんでした。でも、朝ごはんのときに、ヨーグルトの容器を舐めさせてもらったのでご機嫌です。





鼻の上に証拠がついています。舌の長~いJulieも、鼻の上までは届かないようですね。


では。

Roomba君

2010-12-03 23:19:06 | ゴールデン
きのうから我が家にお客さんが来ています。Roomba君といいます。





ちょっと平べったい丸いヤツですが、こいつよく働きます。かあさんが買い物に出かける前に、「Roomba君、頑張って掃除しておいてね」とスイッチを押すと、グルグル回りだし、ゴミやJulieの毛を探して、家中動き回ります。





そして、1~2時間働いた後、家の中がきれいになったことを確認すると、シュルシュルとドッキングステーションに戻り、自分でちゃんと充電を始めます。丸いから部屋の隅なんて絶対に掃除できないだろうと思っていたら、自分で手を伸ばしてゴミをかき集めるのです。


かあさんが、友達から「Roomba君っていう、すごいお掃除ロボットがいるんだって」と聞いたとき、そんなの機械にできるわけないだろう、と全く相手にしていませんでした。


すると、そのかあさんの友達が、「Roomba君は本当に働き者で、びっくりするから一度使ってごらん」と、Roomba君を派遣してくれました。


ちょっとこれはかなりショッキングなお客さんでした。ここまでちゃんとやるとは。うちの息子達よりも、そして私よりも余程役に立ちそうです。


Julieも最初は恐がっていましたが、今はRoomba君の後を追い掛けて、一緒に遊ぼうとします。






Julie、かあさんがRoomba君もペットにしたいようなんだけど、どうかねぇ。ちょっとRoomba君を追い掛け回して壊さないか心配だけど、仲良くできるかな。


ちょっとRoomba君を検討中の飼い主でした。


では。



送別会

2010-12-02 23:36:55 | ゴールデン
今日は久しぶりに波乗り仲間がやっている、近所の日本食レストラン「さがみ」に行って来ました。





今日は日本に帰ってしまう波乗り仲間の送別会です。アメリカで長く生活していると、日本に帰って行く友達が結構います。こういう送別会の時はいつも、ちょっと羨ましい気になってしまいます。


日本に帰りたいというわけではないのですが、当分日本に帰るチャンスがない私のような人間にとっては、ちょっとないものねだりですね。でも、たぶん今、「日本へ帰って来い!」と言われると、それも困ったことになると思います。


子供2人は日本に帰る気持ちなんて、これっぽちもないし、私にしても、波乗り、自転車、トライアスロンを、今のようには出来なくなってしまうでしょう。かあさんも当分はアメリカに居たいと言っているし、やはりサーフィンおやじ一家は、当分アメリカに居るしかないですね。


最後に「さがみ」のマスターとみんなで記念撮影です。





みんなどこへ行っても、それぞれ頑張って欲しいものです。また、いつか再会出来る日を楽しみにして...




さて、久しぶりにJulie子の登場です。というか私がブログをさぼっていたので、登場しなかっただけなのですが。





我々のベッドルームに入って来たいところを我慢しています。何せ、かあさん睨みを効かしていますので。


かあさんの言うことは比較的によく聞くJulie子でした。


では。