赤岳登頂の喜びも、やはり浸っている余裕などなく、すぐに下山開始です
ここからドドーンと1,400mも下り続けなくてはなりません・・・
そして、赤岳直下はまたまた急な岩場なのです 気を抜く暇がありません
はるか向こうには絶壁の岩肌を登っている二人組(↑)が・・・
下ってきた道を振り返る
私は岩場よりも苦手
滑るかも、という悪いイメージが頭にこびりついているため、超へっぴり腰
転ばないように着いていくのがやっとです
途中振り返ると、縦走してきた山々が一瞬見えました!
左の半分ガスがかかっていて丸い平らな山が硫黄岳
そこから右へゴツゴツとした横岳が続き、一番右が赤岳? それとも赤岳は隠れている?
よく分かりません・・・誰か教えてください・・・
とにかく、ここを歩いてきたんだな~と感慨もひとしお
ここから先は比較的楽な登山道です
ここまでくれば、もうあと少し 一気に脱力モードです
皆さん、美味しそうなソフトクリームを食べてました 私は瓶コーラを一気飲み
お店の方が、サービスで漬物を出してくれました
汗をかいた体に、しょっぱい漬物は超ウマイ
最後は林道歩き
この辺でつま先の痛みを感じ始めました
急な下りが続いたせいもあるかもしれませんが、
今までこんな経験はありませんでした
2枚履きの下の靴下を登山用にしなかったのが悪かったのか、上の靴下が少し薄かったのか・・・
我慢するしかありません
長い長い一日が終わりました
コースタイム
5:00 本沢温泉 - 6:04 夏沢峠 - 7:10 硫黄岳 - 7:36 硫黄岳山荘 - 8:43 横岳 - 10:04 赤岳展望荘
- 10:22 赤岳頂上小屋(昼食) - 11:27 赤岳南峰 - 12:39 行者小屋 - 14:30 美濃戸山荘 - 15:27 美濃戸口
(各ポイントでの休憩、昼食時間も含む)
標高差 登り 約800m 下り 約1,400m
ガスっていたため、最高だという眺望は残念ながら見れませんでしたが、
雨にあたらなかったことだけでも、お空の神様に感謝!
曇りのおかげで暑さもほどほど、それはそれで良かったです
この二日間は、私にとって良い経験となりました
初体験の岩場も鎖場も梯子も、楽しかったです
ただガレ場の下りは苦手意識が更に強まってしまいまいた 私に克服できるのでしょうか・・・
下山後、筋肉痛もなく、清々しい気持ちで帰宅しました
・・・そして翌朝
起きようと布団の中で足をほんのちょこっと動かした途端、
強烈な大腿の痛みを感じました やっぱり、筋肉痛になってました
最大級の筋肉痛に、階段の上り下り、椅子の立ち座りが大変なこと、辛いこと
その強烈な痛みは3日間続きました・・・
4日目の今日、少しだけ痛みの程度は軽くなったものの、まだ続いていて、普通には歩けません
同等の山に行くには、もうちょっと筋力強化が必要のようです・・・^^;