♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

妙高山②

2011年10月30日 19時48分03秒 | トレッキング・山登り

天気が良く、眺望抜群の山頂

滞在時間なんと1時間40分 記録更新です

とにかく、この景色を後にするのがもったいなくて、もったいなくて・・・

 山頂からの景色です

 

先月登った火打山方面

日帰りで火打と妙高を縦走しようなんて、ちょっとでも考えていた自分が恐ろしい

来年はヒュッテに泊まって、縦走したいな

 

日本海側の景色

水平線に雲がある辺りは佐渡島かな?と勝手に思ってました

 

苗場山方面

花の頃にまた行きたいな

 

槍ヶ岳方面

知人宅に飾ってある槍の写真を羨ましく思って見ていました

いずれ私も登れるでしょうか

 

パノラマが撮れれば・・・でも私のデジカメでは撮りきれません

というわけで、上の写真の右方向にカメラをずらして、とアナログ方式?で撮っていきます^^;

 

剣岳方面

もう5年位修行したら、私も登れるかしら?

 

更に右方向へカメラを向けて・・・

 

白馬岳から朝日岳まで見えます

 

もうどこの山なのかも分からないけれど、とにかくキレイな眺めです

 

苦労して登った甲斐がありました

これだけの眺望を楽しめたのは初めてです♪

さぁ、これから下山です

大抵は燕新道から周遊して下山するのが一般的のようですが、今回は同じ道を戻りました

長居した北峰を離れ、南峰へ移動します

のんびりしている間に、北峰には大勢の登山者が登ってきていました

途中北峰を振り返って 

南峰に再び移動し、周囲に広がる景色に目をやります 下山するのが本当に名残惜しい

ふと目をやると、そこには可愛い犬が! 

父子連れの登山者とともに、一緒に登って来たとのこと

ワンちゃん、初めての登山で妙高山とは、、、犬の脚力を羨ましく思う私でした

 

後ろ髪を引かれつつも、山頂を後にします

岩場は登るのも下るのも好きですね~ 怖さよりも楽しさの方が先に立つかもしれません

 岩場を振り返って

そしていよいよ鎖場

下を見るとちょっと怖いですが、下を見なくては下れません

ここはまぁいいんですが、例の垂直の鎖場(↓)はもう無我夢中でした

ここが過ぎれば、後は坂道を下るだけ 滑らないようにだけ注意してゆっくり下ります

 

お腹が空いてきたので、天狗堂で休憩

そこで初めて下山する登山者と会いました

その後も2組の登りの方とすれ違った他は、ずーっと一人旅です

 

ようやく麻平分岐で再び下山されて来た方と会いましたが、

その方は麻平方面に行ってしまったので、とうとう登山口まで一人でした

行きには気づきませんでしたが、登山道から崖下の方にわずかに紅葉が残っていました

  

見応えはありませんが、ちょこっと見れてラッキーってな感じです

たんたんと下り、順調に登山口まで帰って来ました

 

コースタム

登り  6:44 登山口 - 8:00 4合目(麻平分岐) 8:05 - 8:55 天狗堂 9:05 - 9:29 8合目(風穴)

- 10:05 9合目(鎖場) 10:10 - 10:40 山頂(南峰)

下り  12:20 山頂(南峰) - 13:24 天狗堂 13:35 ‐ 15:02 登山口

<標高 2,454m  標高差 1,304m>

 

平坦な道すらなく、登りはずーっと登りっぱなし、なのでもちろん下りはずーっと下りっぱなし

事前に地図を眺め、火打山の笹ヶ峰ルートとは全然違うな~と思ってましたが

等高線の狭さ通り、傾斜の強い道が続きました

 下山の際、急な登山道を下り続けながら、よくもまぁこれだけ登ったもんだ、と実感

脚力がないため、ゆっくり登ることが鉄則、今回はほとんど標準タイムでした

おそらく元気な登山者の皆さんは、標準タイムの7~8割の早さで登ってしまうのでしょう

今の体力で日帰りで行ける山は、妙高山がギリギリですね

 

登山中、硫黄の臭いが時々していたので、帰りの温泉を楽しみにしていましたが、

ちょっと車を走らせた先の関温泉という、ちょっと寂れた(スミマセン)ところに寄ったら、

硫黄ではなく、鉄分の臭いのする温泉でした・・・

決してキレイとは言えない所でしたが、貸切風呂で十分に疲れと汚れを落とすことができ

満足して帰宅の途につきました

 

今シーズン中に妙高山に登れて良かった~!

もうちょっと脚力をつけて、また挑戦したいです!


妙高山①

2011年10月30日 19時12分04秒 | トレッキング・山登り

10月29日(土) 快晴

今シーズン最後のチャンスと思って出かけてきました、妙高山!

行きの高速では強い睡魔に襲われ続け、何度もパーキングに寄り短い仮眠をとりました

高速を降り、39号に入ると、ドーンと構える雄姿が目に入り、思わずパチリ

雲一つない天気、ワクワクです

駐車場まで迷うところもありません 既に数十台止まっていました

↑ これは下山時に撮影

駐車場は左側ですが、帰る頃には右側にも路駐の車がずーっと並んでました

手前にはキレイなトイレも完備です

駐車場の先、登山口方面には燕温泉(標高1,150m)があります 

ちょっと寂しい感じの静かな温泉街です 足湯もありますよ

 

さぁ、出発です 

 

地図のサブコースから登って行きました

(帰ってくるまで、こっちが主コースだと思ってました^^;)

少しの間、地元のおじいさんが一緒に歩いて見送ってくれました

数日前まではまだ紅葉も見れたとのこと、ちょっと惜しい気もしましたが、

今日は見晴らしは抜群のはず、期待大です

昨日の登山者が登山道には雪はなかったと言っていた、との話も聞き、安心

黄金の湯 

ちょっと覗いてみましたが、とっても気持ち良さそうな露店風呂です

 

素晴らしい秋晴れ、絶好の登山日和です 

北地獄谷に沿って 

しばらくコンクリの道が続きます 意外と傾斜があり、バテないようゆっくり進みます

登山道脇のあちこちから白い湯気がもくもく 温泉が湧いてるのかな

滝が見えてきました 

片側は急斜面 道が細く、高所恐怖症の私はビビって通過 

やがて溪谷を渡り  4合目  に到着

麻平の分岐点です

主コース(妙高縦走線)から登ってくると、この先で合流します

下山時、ここで会った方が、

このルート(北地獄谷)はつまらないから、今度は麻平方面で下りようかと思う、と話されていました

計画していたルートを変更する勇気もなく、私はそのまま下山しましたが、

私もそっちに行けば良かったかな・・・と少し後悔・・・

ネットでコピーした地図もちょっと頼りなく、これからはちゃんと地図を購入しようと思いました

 

この先は石ゴロの傾斜のある登山道が続きます 

歩き始めて1時間半位、ここで初めて人と会いました ちょっと嬉しい

中学生らしいグループを抜いた後は、

元気な単独登山者に追い抜かれまくりです

若い男性はもとより、中年の女性にも抜かれましたが、ゆっくりマイペースを守ります

 途中胸突き八丁と呼ばれる更なる急登を行きます

結構キツかったです

でも展望が開けると  元気になります

今日はかなりヘトヘト、やっとの思いで天狗堂に到着 

本当に胸を突かれた~ってな感じで、心臓バクバクです

やはり脚力が必要と実感しながら休憩タイム

ここまで登り続けて800m弱、やっと標高1,930m まだあと500m以上登らなくてはなりません

 

もう後は気力だけで山頂を目指します 

またまた急な坂を登り続けます

風穴  を過ぎ、眺望の良さに立ち止まっては感動

日本海側の景色 ↓

これでもか、と登り続けます 

へこたれそうになると、励ましてくれる景色 言葉になりません

んん? あれはもしかして? ズーム

富士山じゃないの~! いつか山から富士山を眺めたい、そんな願いがかなって、感激です!

後で調べて分かったのですが、富士山の右横は、横岳、赤岳

その時に分かっていれば、夏にあそこに行ったんだ~ともっと感動したことでしょう

 

感動を味わっているうちにロープが登場 

そしていよいよ鎖場です 

山頂まで500m、平地ならあっという間なのになぁ

垂直に近いです ↓ ヨイショヨイショとよじ登って行きます

登りきると、垂直の斜面を横切ります

左下を見たら足が震えそうなので、進行方向だけを見て進みます

高所恐怖症の私、頑張ります

鎖場を終えると、後は岩稜帯が続きます

矢印が頼りです

  

  

脚力のない私ですが、両手も使って登るところが多いので、少し楽にさえ感じました

岩を登り続けて、ついに、ついに・・・

 

妙高山の山頂に到着! 標高2,454m 

ここ南峰は最高地点ですが、山頂標識は北峰にあります

あまり広くなく、先客もいたので槍ヶ岳方面を写して南峰を後にします

途中、岩に埋め込まれている観音様?  がありました

山頂も岩だらけ 日本岩 

日陰には雪が残っていました そして霜柱も

  

のんびり歩いているうちに北峰に着きました

 

まだ人もチラホラ

周囲の写真を撮って、適当な岩を見つけお昼休憩をとりました