Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

チャオ M

2012-07-24 21:40:00 | イタリア
7月25日追記:
Mがローマ空港に着いた時、引き渡される保護者の名前がなぜか書類上Jになっていて、
(もちろんJはその場にいない)引き渡しに30分ほど時間がかかってしまったそうです。
その数日後に、イギリスから男の子がチケットもパスポートもなくローマに着いた
という事件が起こりました?!マンチェスター空港のセキュリティー騒然!
この事件がMの到着前だったら、ローマの引き渡しももっと大変になっていただろうなあ・・・追記ここまで


Mはぶじにローマでじじ&ばばに迎えられました。
フライトの遅れもなく、乗り継ぎも降りて30分しか待ち時間なかったとのこと。
しかも、フィンランドは地図上で見るとわかりにくいですが、地球儀で見ると、
ヨーロッパの他の国々よりも日本に近く、その間10時間なのです。
フィン・エアーおススメです!



Mが旅立った同日に、実はJも出張でサンフランシスコに旅立ちました。
それで私のスマホはこのように設定されています。
Jはきのうがお誕生日だったので、当日にお祝いテキストを送るために日付のチェックもでき非常に便利です。だってアメリカ西海岸って16時間も遅いんですもの、暗算なんて芸当は私にはできません。

今、イタリアの家には、Jの弟ふたりも、オスロ(ノルウエイ)とロンドンからMに会いに来ています。
オスロ弟の方は、先月Jがヘルシンキに寄った時にも呼び出されて合流していました。うーん、いい奴だ。
不思議な一家ですが、なんかM、姫? 幸せもん?

イタリアは3年ぶりのM。スカイプでは「明日はプール」と言っていた。
絵を描くのが趣味のおじいちゃんと一緒に絵を描くために絵の具も持たせたし、乗馬をするところもあるし、庭も広いし、毎日チーズやサラミが食べられる。実家の右隣には3世代が住んでて3歳のバンビーナがいて、左隣には90歳近いノンナが住んでいる。このおばあちゃんはMが産まれた時に白雪姫のお人形をくれて、以来訪ねる度に手作りのケーキでお茶に呼んでくれたんです。まだ、元気でケーキをつくっているのかな。
そして義母の友人でアイルランド人のやはり90歳くらいのレディふたりがダブリンから、義母の親友もニュージーランドからやって来るらしい。
うわ~~~、田舎町に世界中から集結だ!!

世界の中心サンセポルクロ



納豆 VS チーズ

2012-06-13 08:15:00 | イタリア
Jの実家のあるトスカーナ州の小さな街「サンセポルクロ」



実家のB&Bのサイト ↓ その庭





義理の母とその息子(つまり私の夫)おススメの「フィン・エア」の旅のニュースは、
ついに娘Mの口から  → 私の実の母へと伝わりました。
とても私からは言い出せませんでした。なぜかと言うと、

私の母は、私が国際結婚してることや
孫が外国育ちだということをケロッと忘れる
からです。

「乗り継ぎがあるって言うじゃないの?!かわいそうに(オロオロ・・・)!!」

・・・とここまでは予想される反応だったので、イケメン(とは限らないケド)アテンダントが空港から空港まで付き添ってくれる、ということを説明しました。

「帰りはお金出してあげるから直行便にしてあげなさいよ!」

お母さん、通常、航空券というのは、往復で買うことが多いです。

そして・・・

納豆とか売ってるんでしょ?!米と梅干しをもたせたらいいと思う!!」

お母さん、Mの大好物は、サラミ、生ハム、チーズ、オリーブ、ペストです。
特にブルーチーズなどの臭いチーズは好きです。
納豆は、大都会のロンドンでは売ってますが、
イタリアの小さな町ではあまり期待できないと思います。



イタリアには子供の大好きなピザもパスタもジェラートも
どこに行ってもあるんだから心配ないですよ~~~

実家で私達がいつも泊まる部屋

まあ、半年イタリアflag7半年ニュージーランドといつも春か夏の暮らしをしている義理の父母と違って、私の両親はごくフツーの日本人flag1ですから、彼らがもし海外に行くってんだったら梅干しでも納豆でも持って行きたい気持ちはわかります。
でも、孫娘はイギリスで産まれて悪名高きイギリスの食べ物で育ってるというのにflag3

母は、これまでにも、いくら私が説明しても理解してくれない外国の文化も多々ありました。例えば、Jが仕事を変わる度に、「同じ会社にいられたらいいのにねえ~」と根拠のない意見を繰り返す。日本でもすでに幻の「終身雇用」から頭がどうしても切り替えられないようなんです。お母さん、転職は落伍者のすることではないよ~!

そして、私達がイギリスやイタリアやニュージーランドに行くたびに「お金もないのにそんなに何度も行ってられないよ!」とも。お金がないのはそりゃごもっともなんですけれど、どうも彼らの感覚では「海外へ行く」=「贅沢をする」らしいんですね。飛行機代はかかるけれども、あちらの実家に行くことにケチはつけて欲しくないなあ・・・。親戚や友人の家に泊めてもらって普通の暮らしをするだけで、高級店に買物にも有名レストランにもほとんど行かないんだけれどね。(行きたいけどね!)

そういう父母も、私達がイギリスに住んでて日本に年に一度一時帰国する時は、何の文句も言ってませんでした。
それは、どんなに貧乏でも贅沢のうちにカウントされてなかった「必須のこと」だったのかな・・・fukidashi



やっと届いたプレゼント

2011-08-15 10:16:00 | イタリア
イタリアからの小包がやっと届きましたgiftわーい



義理の両親が私の誕生日に送ってくれたものです。

このペンは、イタリアの文具メーカーのもので、
写真のこの状態だと全長10cm、
ひねって伸ばすと12、5cmになるコンパクトさが売りのようです。
日本の文具は優秀ですが、見たことのない外国製品も
なんだかワクワクしますよねsymbol1
実は海外へ行くという人がいると、
私は「ペンかチョコレート」をおみやげにおねだりします。
特別なものじゃなくて、
その国のその辺のお店のレジの横なんかに置いてあるのでいいんです。
それなら、こちらも楽しみだし、買う人の負担も少ないと思ってるんですけど・・・

お父さんが描いた水彩画のカードも嬉しいです。
これはベニスかなあ?
水と言えばその程度の知識しかないぞ。
それにしても今回のカードはミニミニサイズ。
全長10cmのペンと比べてこの通りです。

ところで、お母さんの誕生日のプレゼントも8/1に送ったんだけど
まだ到着していないらしい。
過去の記憶では、イタリア~日本間で6週間かかったことも。
それに、ロンドンのJの弟からの小包も、もう3週間くらい音沙汰なし。
暴動のせいか?とも思ってみたけど、
私がebayで買ったDVDは、イギリス8/8の消印で届いたのが13日!優秀。
まったく運しだい、とわかっているんだから、
お誕生日のプレゼントくらい余裕を持って送ればいいんですけど
諸事情でそうはいかないんですよね。
(Jがカード書くのを待ってるだけなんですけどね。
これからJのことは無視しようかな・・・)

埋もれていたイタリア

2011-05-18 15:24:00 | イタリア
模様替え(家具の移動ですけど)まだ終わってません。

まあどうせ私がひとり頑張ったところで
キウイ時間で生きているJもからんでいますから、
とここは開き直り・・・

ちょっと秋に日本語関係の試験を受けようなんて
考えちゃったので(left70%は親の圧力
娘がどんなにイイ年になっても導こうとする。
ま、娘がイイ年でもフラフラしてるからase

それまでソーイングはやらない決意をした結果
今まで私の机まわりを陣取っていた、
ミシン、裁縫道具、型紙、ソーイング本などを移動、
勉強する気のでる机に改装中なのです。

いや、しかし、
机まわりに参考書とか問題集を置くのって
なんか美的に許せないものがあり、
手が動かず、どうしたものか・・・

それどころか
型紙の入った箱を整理してたら
5年くらい前にイタリア行った時のファイルが出てきて、


up
いったいどこで入手した何なのかわからないのですが、
かわいいですよね?!

たぶん手芸のマテリアル見本みたいなんですけど、
(それにしては右下の切手がナゾ)
手芸屋さんでもらったのか、雑誌にでもついてきたのか、
さっぱり記憶にございません・・・
でも愛着感じて机の前にはってしまいました。
ええ、日本語の文法表でもはったらいいんでしょうけど。

それからこんなパンフレットもdown



こちらは、何でもありガラクタ古道具屋「エマウス」です。
日本だったら救世軍マーケットかフリマ、
イギリスだったらチャリティ・ショップの巨大バージョンで
田舎の方にあるので車じゃないと行けません。
家具、服、おもちゃ、本、雑貨・・なんでもありです。

イタリアではセカンド・ハンド(アンティークじゃないですよ)
のトレードをあまりやりませんので、貴重な存在です。
(イタリア人は一般にビッカピカの新品好き)
ただし、
骨董価値のあるアンティークの方は、
主に定期市やアンティークショップ、
おしゃれなブティックなどにありますので別方面ですね。



最後に、こんな大真面目なパスタのカード。
す、すみません!なぜかカードちゃんと向き整えたのに
ヨコになっちゃってます。なぜeq
ローマでもベニスでもない
イタリアの小さな町が誇るもの・・・
宗教画とパスタだったようで、その2種類と、
あと町のエンブレム「ライオンの横顔」の絵はがきも
買っていました。数年前の私は。

そんなこんなで
いっこうに片付けは進みません。

フルーツ・ゼリー

2010-04-30 09:53:00 | イタリア
夫のJがフランス出張のついでに2、3日休暇をとり、
イタリアの実家に寄って帰って来ました。

実家には、
去年の夏にアイルランドで会った義母の友人達が、
アイスランド火山爆発bomb2のせいでダブリンcloverに帰れず
足止めをくって滞在延長していました。
実家はB&B(ベッド&ブレクファスト=民宿)をやっているので
シャワーつきの部屋はあるのです。
が、
その二人のレディ達は、
齢80歳を超えているのでゆっくり歩くのがやっと。
慣れない外国に行っただけでも拍手kirakira2ですが、
滞在が長引いたからと言って
若者のようにあちこちと自由に移動できるわけではないし、
イタリアの小さな街では英語flag3は通じませんから
夫の両親は車でどこかに連れて行ったり
レディ達のお世話で大変だったようです。
彼女達の80年以上の人生経験のうちにも
「火山のせいで家に帰れない」なんてなかったでしょうねase2


upトスカーナの端っこのその小さな町
「サンセポルクロ」にある小さくて古いお菓子屋さんで
Jがゼリーを買って来てくれました。
ラッピングがいつも凝っていてセンスがいいので

ついつい手が伸びてしまいます。