Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

リッチ・ティーとマリー

2014-02-17 23:39:00 | たべもの
実はここ2、3日ビスケットのことを考えています。バレンタイン・デーがあったので食べてるのはチョコレートだけれど。きっかけはいつもコメントをくださるhedgehogさんのつぶやき「リッチ・ティー・ビスケット」という単語を読んだこと。

リッチ・ティー・ビスケットとは、イギリスの定番お菓子のひとつですが、ミンスパイとかショートブレッドとかのように話題にならないし、世界中のものが何でも買える日本でなかなか買えないもののひとつなのです。

そんなレアなビスケットはどんなもの?!リッチってついてるんだからショートブレッドよりもすごそう!との期待に反して、日本にてほとんど知られていないのは、その地味さと値段の安さに一因があると思われます。



しかし、理由がそれだけじゃないのが、この本を参照してわかりました。



この私のお菓子のバイブル(何度もブログに書いてますね)のビスケットのページに1番に登場するくらい、定番中の定番なのですが、ページをめくって2番目に出て来るビスケットが「マリー」なんです。そう!日本では「森永マリー」です。だから私はマリー・ビスケットは日本オリジナルのお菓子で名前も森永さんがつけたとずっと思っていました。しかし、この本によれば、「イギリスにはリッチ・ティーがある。残りの世界にはマリーが。」日本がオリジナルではなかった・・・・他の国にはマリーがあるので、わざわざ似たような一箱100円くらいで買えるイギリスのビスケットなんて輸入しないんじゃないでしょうか。

その違いはというと、「マリーとはリッチ・ティーをふわふわにしてヴァニラ風味を加えたもの」と書いてあります。つまり、マリーを基準にすれば、リッチ・ティーはもっと固くて匂いもあまりない物ということですね。なぜか?ひとつには、リッチ・ティーはティーに浸して食べることが多いので、ふわふわだと食べにくいんじゃないでしょうか?

・・・・いや、そんなことはどうでもいいので、ここ数日頭から離れないリッチ・ティー・ビスケット、もしや通販はあるかな?と調べてみたけど、すぐ買えそうなのはebayの一箱1.99ポンドのでそれだけでも「高い!」と思ったんですが、送料が7.99ポンドと知りやめました・・・